出版社内容情報
ベイズ推定を実際の現場に適用するための技術について、様々な分野の第一人者がその概要をまとめた。
内容説明
複雑なシステムが生み出す大量のデータから有用な情報を獲得し、「真のモデル」をイメージする。
目次
第1章 シミュレーション科学と統計科学の融合:エルニーニョ、津波の場合(演繹と帰納;データ同化とは ほか)
第2章 確率モデルによるヒューマンモデリングとその応用(逐次ベイズ推定とは;脳における信念形成機構の解明 ほか)
第3章 ベイズモデリングによるマーケティング戦略(マーケティングとは何か;マーケティングとベイズモデリング ほか)
第4章 ベイズモデルによる遺伝子制御ネットワークの推定(バイオインフォマティクスと計測データ;マイクロアレイデータによる遺伝子ネットワークの推定 ほか)
付録 情報量規準AICからベイズモデリングへ―赤池弘次氏がたどった道(予測の視点と最終予測誤差FPE;分布による予測と情報量規準 ほか)
著者等紹介
樋口知之[ヒグチトモユキ]
東京大学理学部地球物理学科卒業(1984)。東京大学理学系研究科地球物理学専攻修士課程修了(1986)。東京大学理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了(1989)。博士(理学)(1989)。文部省統計数理研究所助手(1989‐1994)。文部省統計数理研究所助教授(1994‐2002)。文部省統計数理研究所教授(2002‐2004)。情報・システム研究機構統計数理研究所教授(2004‐)
石井信[イシイシン]
東京大学工学部反応化学科卒業(1986)。東京大学工学系研究科情報工学専攻修士課程修了(1988)。東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻(1997)。博士(工学)(1997)。(株)リコー(1988‐1997)。(株)ATR人間情報通信研究所研究員(1994‐1997)。奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教授(1997‐2001)。奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授(2001‐)
照井伸彦[テルイノブヒコ]
東北大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(1990)。博士(経済学)(1990)。山形大学人文学部講師(1988‐1990)。山形大学人文学部助教授(1990‐1994)。東北大学経済学部助教授(1994‐1998)。東北大学大学院経済学研究科教授(1998‐)。ミネソタ大学経済学部客員研究員(1990‐1991)。テキサスA&M大学統計学部客員研究員(1991‐1992)。文部省統計数理研究所・予測制御研究系・客員助教授(1994‐1996)。エラスムス大学ティンバーゲン研究所客員(1996‐1997・2000)。オハイオ州立大学フィッシャー経営大学院(2005)
井元清哉[イモトセイヤ]
九州大学理学部数学科卒業(1996)。九州大学大学院数理学研究科数理学専攻修士課程修了(1998)。九州大学大学院数理学研究科数理学専攻博士課程修了(2001)。博士(数理学)(2001)。日本学術振興会特別研究員(1999‐2001)。東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター博士研究員(2001)。東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター助手(2001‐2007)。東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター准教授(2007‐)
北川源四郎[キタガワゲンシロウ]
東京大学理学部数学科卒業(1971)。東京大学大学院理学系研究科数学専攻修士課程修了(1973)。東京大学大学院理学系研究科数学専攻博士課程中退(1974)。博士(理学)(1983)。統計数理研究所(1971‐)。総合研究大学院大学(併任)(1988‐)。統計数理研究所長(2002‐)。情報・システム研究機構理事(2004‐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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