画像処理工学 (第2版)

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画像処理工学 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784501323707
  • NDC分類 547.8
  • Cコード C3055

出版社内容情報

 人間が取得する情報の大半は視覚から得る画像情報であると言われている。すなわち,画像は人間にとって直感的で,わかりやすい情報の表現形態であり,人と人および人と機械とのコミュニケーションの手段として有効な媒体である。
 画像処理は従来人間が目から取り込み,脳で理解していた画像情報の抽出,認識,理解などの処理を機械に行わせようとする技術で,これからの情報化社会,マルチメディア社会における主要な技術としてその発展が期待されている。
 計算機による画像処理が検討され始めたのは,ディジタル計算機が普及し出した1960年代に入ってからであるが,画像は音声やデータに比べ大量の情報を持っており,計算機の能力は十分でなかった初期には実用的な利用はあまり行われていなかった。しかし,その後計算機の発達とともに大量の情報の記憶や高速な処理が行えるようになるにつれ,郵便番号の自動読取り装置や衛星写真の解析システムなど実用的なシステムも多数構成されるようになってきた。また,最近では,パソコンの普及や能力の向上につれ,個人が手軽に画像を扱える環境が整ってきており,効率的な情報の処理,より良いヒューマンインターフェースの実現などの立場から,画像処理技術が注目されるようになってきている。
 本書はこれらの観点から,初めて画像処理を学ぶ人のために画像処理とはどのような技術を含み,どのような用途に利用できるのかを解説したものである。特に理工系大学および大学院における画像処理の入門的教科書として執筆したもので,前半で画像処理の主要技術について解説し,後半では画像処理技術を応用した方式を紹介している。内容的には,画像処理の主要技術を網羅するとともに,詳細な記述を避け,技術の概要を中心に記述してあるので,学生のみならず画像処理に関係する技術者および一般の人々の知識の整理にも役立つものと思われる。
 本書が画像処理の教科書として,また画像処理に関心のある人々の入門書としてお役に立つことを願うものである。
著者記す

1.画像処理の概要
 1.1 画像処理の位置づけ
 1.2 アナログ画像処理方式の概要
 1.3 ディジタル画像処理方式の概要
 1.4 ディジタル画像処理方式の分類
2.画像の扱い方
 2.1 画像のディジタル化
 2.2 画像の走査と光電変換
 2.3 画像の蓄積・記憶方式
 2.4 画像の諸性質
3.2値画像処理
 3.1 画像の2値化
 3.2 2値画像の連結性と距離
 3.3 2値画像の変換
 3.4 線図形の形状分析と符号化
 3.5 団塊図形に対する特徴の抽出
4.多値画像の前処理
 4.1 濃度変換
 4.2 ノイズの除去
 4.3 画像の平滑化
 4.4 画像の鮮鋭化
 4.5 幾何学的画像変換
 4.6 画像表示のための処理
5.多値画像の解析と認識
 5.1 画像解析の概要
 5.2 特徴抽出
 5.3 領域分割
 5.4 テクスチャ解析
 5.5 画像認識
6.3次元空間の認識
 6.1 3次元計測法の概要
 6.2 能動的計測法
 6.3 受動的計測法
 6.4 3次元計測法の評価法
 6.5 3次元物体の認識
7.文字認識
 7.1 印刷文字認識技術
 7.2 手書き文字認識技術
 7.3 文字認識の適用分野
8.顔の認識
 8.1 顔の認識対象項目
 8.2 人物識別の手法
 8.3 表情識別の手法
 8.4 顔画像認識技術の適用分野
9.画像の符号化
 9.1 画像符号化方式の分類
 9.2 JPEG符号化方式
 9.3 MPEG符号化方式
 9.4 知的符号化方式
10.画像処理プログラム
 10.1 プログラムの作成法
 10.2 VisualC++における画像処理コマンド
 10.3 VisualC++.netによるプログラミング手順
 10.4 画像処理手順の具体例
 10.5 VisualC++.netによる画像処理プログラム例

目次

1 画像処理の概要
2 画像の扱い方
3 2値画像処理
4 多値画像の前処理
5 多値画像の解析と認識
6 3次元空間の認識
7 文字認識
8 顔の認識
9 画像の符号化
10 画像処理プログラム

著者等紹介

村上伸一[ムラカミシンイチ]
学歴、大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了(1970)。工学博士(1970)。職歴、NTTヒューマンインタフェース研究所。東京電機大学工学部情報通信工学科教授
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感想・レビュー

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オザマチ

3
文字認識や顔認識など、パターン認識関係の話が特に詳しい。2013/05/30

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