合格マスター
合格マスター 電験三種 機械

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  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784501111809
  • NDC分類 540.79
  • Cコード C3354

出版社内容情報

はじめに

 電気事業法では,一定規模以上の電気設備を備えるビルや工場等の保安の監督者として電気主任技術者を定め,電気設備の電圧や種類に応じて,第一種,第二種及び第三種と免状が分けられています.この中で最も取得しやすいのが第三種電気主任技術者試験,いわゆる電験三種になります.
 本合格マスターシリーズは,電験三種受験者を対象とし,理論,電力,機械,法規の4巻構成として,必要な分野から学習を進めることができるように,内容を各巻ごとに完結させてあります.また,各項目については,分かりやすくするために,見開き2ページでポイントと例題を解説しました.例題と章末問題は試験の出題に準じた形式になっていますので,受験練習のつもりで問いてみてください.
 著者陣は,教育現場や企業における実践指導の実績と合格のためのノウハウを有するベテランであり,既出問題の分析に基づいて重点事項を厳選するという観点で内容を構成しています.本シリーズによって多く方が合格されることを筆者とともに心から祈念しております.
 最後に,本企画を実現するにあたり,度重なる打ち合わせと多大なるご尽力を頂いた東京電機大学出版局 植村八潮氏,石沢岳彦氏ならびに東京電機大学エクステンションセンター 大松雅憲氏,坂田一也氏,橘内文氏に深く感謝申し上げます.
  2003年10月17日
      浅川毅

第1章 直流機
 1.1 直流機の構造と種類
 1.2 電機子巻線法と誘導起電力
 1.3 直流機の電機子反作用とその防止対策
 1.4 整流作用と整流の改善
 1.5 直流発電機の端子電圧と出力
 1.6 発電機の特性曲線
 1.7 直流発電機の並行運転
 1.8 直流電動機のトルクと出力
 1.9 電動機の特性曲線
 1.10. 直流電動機の運転
 1.11 速度制御と制動および損失と効率
 章末問題

第2章 変圧器
 2.1 変圧器の理論
 2.2 等価回路とベクトル図I
 2.3 等価回路とベクトル図II
 2.4 電圧変動率
 2.5 パーセントインピーダンス
 2.6 変圧器の損失と効率
 2.7 変圧器の結線方式I
 2.8 変圧器の結線方式II
 2.9 並行運転
 2.10 変圧器の冷却と絶縁油の劣化防止
 2.11 変圧器の各種試験
 2.12 単巻変圧器と計器用変成器
 章末問題

第3章 誘導電動機
 3.1 誘導電動機の構造と同期速度
 3.2 電動機の誘導起電力と二次電流
 3.3 誘導電動機の等価回路
 3.4 三相誘導電動機の特性
 3.5 始動特性と始動方法
 3.6 速度制御の方法
 3.7 円線図I
 3.8 円線図II
 3.9 単相誘導電動機の始動方式
 章末問題

第4章 同期機
 4.1 同期発電機の原理と構造
 4.2 電機子反作用と同期リアクタンス
 4.3 出力と並行運転
 4.4 三相同期発電機の特性
 4.5 三相同期電動機の理論
 4.6 三相同期電動機の位相特性および始動法
 章末問題

第5章 パワーエレクトロニクスおよびメカトロニクス
 5.1 半導体バルブデバイス(I)
 5.2 半導体バルブデバイス(II)
 5.3 整流回路(I)
 5.4 整流回路(II)
 5.5 インバータ
 5.6 直流チョッパ(直流直接変換装置)
 5.7 交流変換装置
 5.8 メカトロニクス
 章末問題

第6章 照明と電熱
 6.1 照明の基礎I
 6.2 照明の基礎II
 6.3 白熱電球と蛍光ランプ
 6.4 高圧水銀ランプとその他の放電灯
 6.5 照明計算の基礎
 6.6 各光源による照度計算および屋内・道路の照明計算
 6.7 電熱の基礎
 6.8 発熱体と物体の加熱電力量
 6.9 電気加熱方式と電気炉
 6.10 アーク炉・誘導炉・誘電加熱・ヒートポンプ
 章末問題

第7章 電動機応用と電気化学
 7.1 電動機の基礎
 7.2 各種電動機の所用出力I
 7.3 各種電動機の所用出力II
 7.4 電動機の特性
 7.5 電動機の選定
 7.6 電気化学の基礎
 7.7 電池I
 7.8 電池II
 7.9 電解化学工業および界面電解
 章末問題

第8章 自動制御と情報伝送・情報処理
 8.1 自動制御の基礎
 8.2 ブロック線図と伝達関数
 8.3 周波数伝達関数とステップ応答
 8.4 ボード線図
 8.5 フィードバック制御系の安定判別法
 8.6 ハードウェア
 8.7 論理回路
 8.8 コンピュータの計測・制御
 8.9 コンピュータシステムの信頼性
 8.10 シーケンス回路
 章末問題

章末問題の解答

内容説明

本書の著者陣は、教育現場や企業における実践指導の実績と合格のためのノウハウを有するベテランであり、既出問題の分析に基づいて重点事項を厳選するという観点で内容を構成しています。

目次

第1章 直流機
第2章 変圧器
第3章 誘導電動機
第4章 同期機
第5章 パワーエレクトロニクスおよびメカトロニクス
第6章 照明と電熱
第7章 電動機応用と電気化学
第8章 自動制御と情報伝送・情報処理

著者等紹介

浅川毅[アサカワタケシ]
東海大学工学部電子工学科卒業(1984年)。東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了(2001年)。博士(工学)。東京都立六郷工科高等学校開設準備室。東海大学電子情報学部講師(非常勤)。東京都立大学大学院工学研究科客員研究員。第一種情報処理技術者

菅谷光雄[スガヤミツオ]
日本大学理工学部電気工学科卒業(1964年)。東京都立小石川工業高等学校電気科嘱託
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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