内容説明
下巻は、註釈の第二部(第三章および第四章)の翻訳である。第一部が、アドヴァイタ哲学の理論を扱うとすれば、第二部は、その実践にかかわる部分である。瞑想によってブラフマンと一つになり、このようにして解脱への道を歩むこと、および瞑想の果実(=解脱)を得ること―それらの二つを扱っている。
目次
第3章 サーダナ―解脱を実現する手段
第4章 パラ―瞑想の果実
著者等紹介
湯田豊[ユダユタカ]
1931年北海道苫小牧市に生まれる。1969年東京大学大学院人文科学研究科(印度哲学専攻)博士課程満期退学。神奈川大学名誉教授、文学博士。専攻は哲学、インド思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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