内容説明
紀宮さまの御歌とお言葉、そしてご幼少のころからのお写真を交えてつづるご記録です。
目次
第1部 御歌(折に触れて;かの日々;巡りゆく季節;御所の折節;家族;旅;生くるものら;人々;節目の折に)
第2部 お言葉(内親王として;世界と国内―社会を見つめて;私的な生活の中で)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sasha
7
降嫁されて大分経つけれど、今でもやっぱり「サーヤ様」って呼んでしまうんだよね。今上陛下と美智子皇后陛下のただ一人の内親王殿下であった紀宮清子内親王殿下の御歌やお言葉をあつめたもの。御幼少期からのお写真も豊富で、皇室ウォッチャーとしては嬉しい限り。秋篠宮眞子内親王殿下も気品のあるご立派な内親王殿下だが、昭和生まれの私にとって「ザ・内親王」はサーヤ様なんだよね。2017/08/05
内藤銀ねず
3
黒田清子さん、いわゆる紀宮清子内親王の短歌(御歌)及びお言葉を収めた本。皇族の御歌は評価の対象にするのは憚られるのですが、黒田清子さんの場合はプロ歌人からも阿諛追従でない評価がなされることがありました。 たとえば、【散りしける桜の花を舞ひあげて坂こぎくだる自転車の少女 】【葦原を波のごとくにわたりゆく風の真中に目をとぢて立つ 】、これらの歌を最初見たとき、その美しさに思わず声が出てしまった。 こういうのを見て「いい気なもんだ」と思う人もいるのでしょうが、私は素直に素晴らしいと思います。
みるて
1
図書館の本 読了 初紀宮清子2016/01/13




