内容説明
日々生の苦しみと悲しみに喘ぐ大衆に、自らも苦悶の内にありながら、その克服の道を見事に示した法然上人と親鸞聖人。その教えが凝縮された「一枚起請文」と「歎異鈔」を、宗教文学の雄・倉田百三が読み解く。
目次
上篇 法然―一枚起請文(内容一般;法然の生涯(その時代的背景)
一枚起請文講評)
下篇 親鸞―歎異鈔(内容一般;親鸞聖人の生涯;歎異鈔講評)
著者等紹介
倉田百三[クラタヒャクゾウ]
1891年(明治24)広島県三上郡庄原村(現庄原市)に生れる。小説・戯曲・評論等、多岐にわたる文学活動を展開し、とくに宗教文学に独自の境地を見出した。1943年(昭和18)没
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