内容説明
Pop‐up(しかけ絵本)でいう「プルタブ」とは、つまみ(=tab)を引っぱる(=pull)ことによって力を伝え、仕掛けを動かす仕組みのことです。開くと飛び出す仕掛けのような派手さはありませんが、引っぱる時の指先の動きと連動して場面が展開するという、ひと味違った楽しさがあります。本書では、その「プルタブ」の基本的な構造14例の種あかしをしながら、具体的な場面に応用し、さらに少し進めて複数の「プルタブ」を併用した応用作品を作るまでを分かりやすく示しました。基本構造14、カラー口絵の応用作例17、応用作品2の全てを、本文内の型紙と図面を利用して作ることが出来ます。どうぞ実際に手を動かしながら「プルタブ」の世界を覗いてみて下さい。
目次
平行移動
かわり絵
テコを利用
テコを利用+補助
平行移動+テコを利用
Uターン
斜め折り
回転軸
応用作品
著者等紹介
こづま美千子[コズマミチコ]
東京都に生まれる。画家。アニミズムに根差した抽象絵画を探究。個展、グループ展多数
わくはじめ[ワクハジメ]
静岡県に生まれる。1983年ピアノ絵本を考案、日本(実用新案)、米国(パテント)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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