感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
66
だまし絵として広く知られているエッシャー。平面なのに立体的に見える作品が、ポップアップになった!立体になったものをあちこちから見て味わってください。まさに不思議な世界です。2015/06/14
greenish 🌿
33
視覚の魔術師と呼ばれるオランダのだまし絵作家M.Cエッシャーの世界が、ポップアップ画集になるとどう見える・・・ ---何度もページを開いては、あっちから・こっちから眺めてしまうほど、ワクワクする画集でした! 這い出た蜥蜴が平面から立体へ、そしてまた平面へ。ほんとに動いているみたい(爬虫類)。たくさんの白鳥たちが飛び立つさま。立体になった躍動感がすごい(白鳥)。リンゴの皮で結ばれたような、寄り添う2人の空気感が印象的(婚姻の絆)。 平面で観るのとは全く異なる、エッシャーの不思議世界。感動しました!2014/07/17
たまきら
22
北斎は大ヒットですが、エッシャーはポップアップにすることで逆にわかりにくくなった気がする…。オタマさんは大喜び。特にたんぽぽの綿毛の部分が気に入っていました。2018/01/25
♪みどりpiyopiyo♪
18
だまし絵として広く知られているエッシャー。 平面なのに立体的に見える作品が、ポップアップになったらどう見えるでしょうか? キーワードは、パラドックスや幾何学、非現実性。■よく考えたら、エッシャーの作品は不可能立体であることや「これが平面の絵である」ということに、視覚(脳)の混乱と楽しさがあるので、ポップアップにしたら その 脳の混乱する楽しさが無くなっちゃうんだよなー、って気がしました。作り方は同シリーズの他の2冊と同じで、そこもがっかりポイント。手間かけたでかい本作ればいいってもんじゃ…(2011年)2017/10/06
門前照二
4
ありそうでなかったエッシャーの立体画集。細部にまでこだわった仕掛けから製作者の愛と執着を感じます。この際、値段には目をつぶりましょう。2012/01/22