出版社内容情報
Nobさんこと下田信夫氏の画集第4弾登場。レシプロ編、ジェット編、エトセトラ編に続く本書の目玉は、プラモデルのボックスアートイラストなどでお馴染みの和田隆良氏の手によるカラー化! なんとNobさんの大型作品「Post WWⅡエア・コンバット・ベスト12」や大戦機など線画23作を着彩し、Nobさん特有の繊細な水彩イラストを再現することに成功。本書ではこのほか古今東西の歴史を彩る航空科学博物館所蔵のイラストや、幻の模型誌『レプリカ』の表紙を飾った37点など多くの初出作も一挙掲載。Nobさんの手描き画とデジタル技術を融合させた大満足の一冊!
内容説明
古今東西様々なヒコーキイラストで一世を風靡したNobさんこと下田信夫氏が逝去して5年。航空誌を中心に数十年間に渡り描き残した作品は数えきれない。本書の目玉企画は、そのなかから大型作品「Post WW2エア・コンバット・ベスト12」などモノクロの線画のみ25点を選び、ボックスアートや『スケールアヴィエーション』の巻末連載でお馴染みの和田隆良氏の手により彩色が施された。かつての作品が時を経て鮮やかに甦る!このほか成田の航空科学博物館の展示作品や、伝説の模型誌『レプリカ』の表紙イラストも一挙収録!
目次
航空科学博物館全所蔵作品
Nobさんの図説編
伝説の模型誌『レプリカ』表紙画
着彩イラスト
Nobさんの空戦史 PostWW2エア・コンバット・ベスト12
着彩画制作シークエンス
著者等紹介
下田信夫[シモダノブオ]
1949年2月14日~2018年5月22日(享年69)。東京都北区生まれ。初めて実物の飛行機を見たのは小学4年生のころ、都内見学で羽田空港へ行った時のこと。飛行機模型は木材を削って作ったソリッドモデルを手始めに、飛行機や戦車のプラモデル作りに明け暮れた。都立工芸高校を卒業後、東京航空計器に入社。仕事の傍ら趣味のヒコーキ画を極めようと、カルチャースクールに通って基礎修行に励んだ。退職しフリーイラストレーターの道を歩み始めたのは入社から3年4か月後。以来、『読売少年少女新聞』での挿絵や4コマ漫画を描きながら、やがて好きなヒコーキのイラストを描く場を求めて作品を持ち込んだ先が、航空雑誌の老舗『航空情報』。そこで出会ったのが後に月刊『航空ジャーナル』を創刊する青木日出雄氏であり、編集者の藤田勝弘氏や中村浩美氏だった、青木氏らが1974年に『航空ジャーナル』を創刊するとNobさんはメインイラストレーターとして起用され、厳密な時代考証に基づきながらも愛らしく描かれた航空機は読者の人気を集めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。