出版社内容情報
近代的な中央集権国家の軍隊としての日本陸海軍の歴史は明治になってから始まりますが、本書は黒船来航によって到来した幕末から明治時代末の日露戦争までの日本の軍装を概説するもの。
諸藩や個人で異なる装備をまとった幕藩体制下の私兵集団的軍隊から、国費によって整えるようになった明治時代の日本陸海軍の軍装の変遷をカラーイラストと著者自身の解説でご覧いただきます。
モデラーの皆さん、映像やイラストの創作をする皆さんの参考書として大いにご活用いただける内容です。
内容説明
幕末から明治の近代軍隊へと変貌してゆく日本陸海軍の軍装をカラーイラストで概説!黒船来航によって到来した幕末維新期。そこに登場した幕府や諸藩の軍隊から、近代的な中央集権国家を目指す明治新政府によって創設された日本陸海軍の日露戦争までの軍装の変遷を故・中西立太氏が独自の考証により概説。モデラー諸氏だけでなく、映像やイラストなどの創作活動をする皆さんの参考書として大いにご活用いただける1冊!
目次
近代天皇の軍装
幕末1 幕府陸軍(1)徳川家
幕末2 幕府陸軍(2)
幕末3 幕府側各藩兵
幕末4 朝廷兵と各藩兵(薩摩兵、長州兵)
幕末5 幕府海軍から日本海軍へ
幕末6 幕末~維新の兵器、火砲
幕末7 幕末~維新の小火器
明治1 御親兵から国軍へ
明治2 国軍創設期
明治3 歩兵士官正装
明治4 歩兵士官軍装、略装
明治5 歩兵、下士官、兵卒
明治6 騎兵(1)
明治7 騎兵(2)“近衛騎兵”
明治8 憲兵、軍医、軍楽隊
明治9 海軍士官、正服、礼服、軍服
明治10 海軍士官、通常礼装、軍服
明治11 海軍准士官、下士官、卒
明治12 海軍軍楽隊、海兵隊
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