出版社内容情報
1906年に就役したイギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」は、新概念である「単一巨砲搭載艦」の
先駆けとして全世界の関係者たちに大きな衝撃を与えました。
蒸気タービン機関を採用し、12インチ主砲10門を5基の連装動力砲塔に納めて搭載した重装甲の本艦の登場は、
それ以前の概念で建造されたすべての戦艦を一夜にして時代遅れにしたと言われ、
また、ドレッドノート・クラス、いわゆる”弩級(ド級)”という表現の語源にもなりました。
本書は英海軍国立博物館の全面協力を得た著者が、20世紀前半に恐竜的進化を遂げた
ド級戦艦や超ド級戦艦の姿を、その基点となったドレッドノートの設計概念、機構、運用、
そして実戦を230点を越す写真、設計図、図解を通して紹介するものです。
内容説明
20世紀初頭に現れた画期的な単一巨砲搭載甲鉄戦艦たち。その設計、建造、運用、戦歴から終焉まで。「単一巨砲搭載艦」として1906年に就役するや、一夜にして既成戦艦たちを旧式化させ、全世界の関係者たちに大きな衝撃を与えたイギリス海軍戦艦「ドレッドノート」。20世紀前半に恐竜的進化を遂げたド級戦艦や超ド級戦艦たちの姿を、その基点となったドレッドノートの設計概念、機構、運用、そして実戦についてを軸に、230点を超す写真、設計図、図解を通して紹介する。
目次
第1章 ド級戦艦と超ド級戦艦―その起源と進化
第2章 ド級戦艦の設計
第3章 砲熕兵装
第4章 推進機関と電気設備
第5章 乗員とその職務
第6章 ド級戦艦の興亡
第7章 HMSキャロラインの復元
著者等紹介
マクナブ,クリス[マクナブ,クリス] [McNab,Chris]
戦史および軍事技術を専門とする著述家兼編集者。著作は100冊を超える。イギリス南ウェールズ地方在住
平田光夫[ヒラタミツオ]
1991年、東京大学工学部建築学科卒業。戦史方面の語句を踏まえた翻訳に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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