出版社内容情報
イラン空軍のF-14の存在は古くから知られていますが、
その様子がうかがえる資料としては本邦初公開となる内容です。
F-14トムキャットの関連書籍の多くはアメリカ海軍所属機を取り上げたものばかりで、
イラン帝国空軍とその後身であるイラン・イスラーム共和国空軍が運用する
F-14について書かれたものはこれまでありませんでした。
本書はこれまでに定説となっていたイランのF-14についての伝説や憶測を覆す、
ほかに類を見ないもの。
どのようにトムキャットを導入し、イラン・イラク戦争においてどのような活躍を見せたいのかを
貴重写真90枚以上、カラー塗装図20点以上という素材で紹介します。
内容説明
アメリカ海軍以外で唯一F‐14トムキャットを配備した国家、イラン。幾多の謎に包まれたその実態がついに明らかになる。いかにしてパーレビ国王とイランは“最強の艦載戦闘機”を手に入れたのか。そしてイラン・イラク戦争における獅子奮迅の活躍とパイロットたちが辿った悲劇的な道程とは。砂漠の空に激闘を繰り広げたトムキャットたちの実像が、ここに初めて明かされる!
目次
カラー図
カラー図解説
序
第1章 要求
第2章 初撃墜
第3章 一石三鳥
第4章 消耗戦
第5章 ウィーゼル撃破
第6章 真実を覆う霧
付録
著者等紹介
クーパー,トム[クーパー,トム] [Cooper,Tom]
1970年生まれ、オーストリアのウィーン出身。ヨーロッパと中東の各地を遍歴してすばらしい人脈を得たが、そこにはイランの情報に通じる人々も多く、彼らの経験談をさまざまな書籍や記事で紹介している
ビショップ,ファルザード[ビショップ,ファルザード] [Bishop,Farzad]
イラン生まれの著名な航空評論家で、近年の中東紛争における航空軍事情勢について長年研究をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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