内容説明
第一次世界大戦で「動くトーチカ」として生み出された戦車は進化の当然の帰結として「走る要塞」へと変貌を遂げる。多砲塔戦車T‐35やその系列車両であるT‐100、SMKの貴重な記録写真を100葉余、図版も多数収録。
目次
第1章 開発の歴史
第2章 量産化
第3章 戦車の構造
第4章 T‐35戦車の配備と戦闘運用
第5章 SMK戦車とT‐100戦車
ソ連軍多砲塔重戦車の性能諸元
著者等紹介
コロミーエツ,マクシム[コロミーエツ,マクシム][Коломиец,Максим]
1968年モスクワ市生まれ。1994年にバウマン記念モスクワ高等技術学校(現バウマン記念国立モスクワ工科大学)を卒業後、ロシア中央軍事博物館に研究員として在籍。1997年からはロシアの人気戦車専門誌『タンコマーステル』の編集員も務め、装甲兵器の発達、実戦記録に関する記事の執筆も担当。2000年には自ら出版社「ストラテーギヤKM」を起こし、第二次大戦時の独ソ装甲兵器を中心テーマとする『フロントヴァヤ・イリュストラーツィヤ』誌を定期刊行中
小松徳仁[コマツノリヒト]
1966年福岡県生まれ。1991年九州大学法学部卒業後、製紙メーカーに勤務。学生時代から興味のあったロシアへの留学を志し、1994年に渡露。2000年にロシア科学アカデミー社会学・政治学研究所付属大学院を中退後、フリーランスのロシア語通訳・翻訳者として現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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月雪 花那
のりっく@泡沫戦史研究所(ワクチンうってもマスク・手洗い・うがい励行!)
YS-56