内容説明
英国軍艦に対して愛情をタップリ注ぎ込んだ艦船模型専門誌『ネイビーヤード』に連載中の人気コラムが待望の単行本化。収録タイトル19編に加えて書き下ろしコラムも収録。
目次
フネの名付けは大変だ―巡洋戦艦インヴィンシブル
HMS“反社会的悪ふざけ”号―E級駆逐艦
商船改造、商船を守る―アーチャー級護衛空母
リアルHMSユリシーズ―ダイドー級軽巡洋艦
ハンサムJ―J~K級駆逐艦
使い切り軽巡―C級軽巡洋艦
老骨に荒波―V~W級駆逐艦
H.M.サブマリン―U級潜水艦
帝国の種族たち トライバル級駆逐艦その1―トライバル級駆逐艦
勇猛なる種族 トライバル級駆逐艦その2―トライバル級駆逐艦〔ほか〕
著者等紹介
岡部いさく[オカベイサク]
1954年生まれ。学習院大学文学部卒。月刊『エアワールド』編集部、月刊『シーパワー』編集長を経てフリーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フロム
11
こういう本面白いんだけど、ある程度予備知識が無いと読んだそばから忘れちゃうんだよな。連合軍は圧倒的な戦力により枢軸軍を圧倒しているイメージだがそれは主にアメちゃんのお話。イギリスはビックリするくらい艦艇が沈んでいたの驚きだった。2018/08/30
鐵太郎
10
この本は、岡部さんの蛇の目マーク、つまり英国海軍の船と1/700プラモへの愛に満ちたもの。そしてこの本は、人はほとんど出てきません。世界で戦った、そして戦う事なく生涯を終えたブリティッシュな艨艟たちへの賛歌です。数少ない1/700WLの英国艦を、また作りたくなりました。 ちなみに、ファンの方々にはまことに申し訳ないのだけれど、「艦これ」ネタはありません。鐵太郎にとっては、これもまたこの本の魅力ですな。2014/08/18
スカイバニラ
7
巡洋戦艦から駆逐艦、戦艦に潜水艦、敷設巡洋艦にフリゲート、大英帝国の海軍の歴史を彩る軍艦を岡部いさく(ださくじゃ無い方)さんの文章とイラストで紹介する本。イマイチぱっとしない性能と地味な戦歴のロイヤル・ソヴァレン級戦艦みたいのもあれば「もっとも美しい艦」といわれつつもぱっとしない戦歴だった巡洋戦艦タイガーみたいな艦もあるんだね。 2012/05/22
かんたろう
5
第1次世界大戦から第2次世界大戦の英国海軍の駆逐艦や軽巡洋艦など取り上げられている軍艦はあまり有名ではないようなものばかりだが、それぞれの船の建造から最後まで事細かに紹介されており(他国に売却された後まで追っかけて紹介されている)、筆者はこれらの船が本当に好きなんだなということがひしひしと伝わってくる。艦名の細かい解説などは少々冗長な気もしたが、そういうのが好きな人にはたまらない本だろう。戦闘シーンの記述なども多く全く興味のなかった英国海軍が少し身近になった。文中のイラストも味があって良い。2012/05/21
YS-56
3
本作で紹介されたどの艦からも、これぞロイアル・ネイヴィーという感じが溢れてます。その中でも一番はやはり・・・トライバル級ですね。次はL級やヴァンガードとかが読んでみたいかな。それにしても、地中海の過酷な戦い。もっと詳しく調べたくなってきました。2012/05/17
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