内容説明
昭和12年3月、日中戦争が始まると数々の戦闘機隊が編成され、大陸の空へと馳せ参じた。なかでも長らく日本海軍戦闘機隊の主力として戦い、太平洋戦争の開戦直前に解隊された第12航空隊と第14航空隊の戦歴に焦点を当て、これら部隊の装備戦闘機、隊員たち、そしてさまざまな活動シーンを浮かび上がらせる。
目次
第1章 九六艦戦の登場まで
第2章 第12航空隊(12空の装備戦闘機;写真で見る12空の戦歴)
第3章 第14航空隊
第4章 報國號
巻末企画 日本海軍戦闘機隊人物備忘録「大陸の古豪たち」
著者等紹介
伊沢保穂[イザワヤスホ]
昭和18年(1943年)、東京生まれ。昭和45年、東京大学医学部卒。昭和61年、東京三鷹に眼科を開業、平成22年、吉祥寺へ移転、現在に至る。日本陸海軍航空隊部を部隊単位、個人単位にまで落としこんで研究する手法を確立した第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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