内容説明
このたびの改版にあたっても、まずとり組んだのは、前回改版以降の重要(裁)判例を補充することです。最新のものとしては、市庁舎の一部として管理している広場についてノン・パブリック・フォーラムとした金沢市庁舎前広場事件…、性別変更審判をするために生殖腺除去手術を受けることを求めた規定を憲法に反するとした「性同一性障害者特例法」に関する事例…、出演俳優が薬物事犯で逮捕されたことを助成金不交付決定の理由とすることは助成権者の裁量を逸脱するとした「宮本から君へ」事件…があります。(「第三版 はしがき」より)
目次
第1編 基本権総論(総説;基本権の享有主体;基本権保障の範囲;基本権の制約法理と憲法適合性審査の方法)
第2編 個別的基本権論(包括的基本権;平等原則;家族生活における自由と平等;思想・良心の自由;信教の自由;表現の自由;学問の自由、教育の自由;居住・移転の自由/職業選択の自由;財産権;生存権;労働に関する権利;適正手続;身体の自由と刑事手続上の権利)
著者等紹介
大日方信春[オビナタノブハル]
1969年長野県長野市生まれ。現在、熊本大学法学部教授(2010年より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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