オスプレイ・ミリタリー・シリーズ
日本の戦車1939‐1945

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  • サイズ B5判/ページ数 47p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784499229913
  • NDC分類 559.4
  • Cコード C0076

内容説明

第二次世界大戦の緒戦で、日本軍は戦車部隊を駆使して大戦果をあげた。ヨーロッパの研究成果を導入した日本は、1920年代から30年代を通じて斬新な戦車を開発し、太平洋戦争に先立つ日中戦争を優位にすすめている。そして太平洋戦争が勃発してからは、主戦場を南方に移し、戦車は通過不可能と思われていたジャングル戦では見事な迂回機動で、マレー半島やシンガポール攻略に貢献している。しかし、戦争が長引くにつれ、軍需生産は海軍に集中するようになり、戦車の開発は停滞して、やがて時代後れの代物になってしまうのだ。詳細な写真とイラストで、日本軍戦車に迫る。

目次

はじめに
戦前の戦車開発と配備
第二次世界大戦中の戦車開発と配備
太平洋戦争の戦車戦
参考図書
カラー・イラスト
カラー・イラスト解説

著者等紹介

ザロガ,スティーヴン・J.[ザロガ,スティーヴンJ.][Zaloga,Steven J.]
1952年生まれ。ユニオン大学で歴史学の学士号を取得。次いでコロンビア大学で修士号を取得する。20年間にわたり航空産業関連の分析に携わり、その視点はミサイルのテクノロジーから国際航空市場の動向まで、幅広い分野に及んでいる。また、国防関係の専門家としても知られており、連邦政府のシンクタンクであるInstitute for Defence Analysesのスタッフでもある。軍事テクノロジー、戦史に関する多数の著書があり、アメリカ軍、旧東欧圏のAFV事情にも精通している

ブル,ピーター[ブル,ピーター][Bull,Peter]
1979年に美術大学を卒業後、25年にわたりフリーランスのイラストレーターとして活躍中。数多くの出版社で、伝統的な手法からデジタル作品まで、幅広い仕事をこなしている。また1975年に創設したPeter Bull Studioを、イギリスのケントに構えている

宮永忠将[ミヤナガタダマサ]
上智大学文学部卒業。シミュレーションゲーム専門誌「コマンドマガジン」編集を経て、現在、歴史、軍事関係のライター、翻訳、編集者として活動中

鈴木邦宏[スズキクニヒロ]
1958年愛知県豊橋市生まれ。模型メーカー「ファインモールド」代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

江川翔太郎

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日本の戦車史を簡潔にまとめられているので、とても読みやすかった。 第二次世界大戦前のノモンハン事件で対戦車能力が低いという指摘があったにもかかわらず、戦車に回すリソースが無いために戦車開発が進まず、新型戦車に全く対抗できなくて苦しい戦いを強いられていたことが分かりました。 日本は島国で、主な戦場が太平洋の島々だったので戦車にリソースを回すよりも航空機や軍艦に回したくなる気持ちは分かるけどもう少し戦車に力を入れて敵との性能差を減らすことはできなかったのかなと思いました。2019/07/17

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