鐘馗戦闘機隊―帝都防衛の切り札・陸軍飛行第70戦隊写真史

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  • サイズ A4判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784499229821
  • NDC分類 391.28
  • Cコード C0076

内容説明

大戦末期、日本本土上空が戦場となったその時、魔よけの神様『鐘馗』の愛称をもつ「2式単座戦闘機」を駆って敢然と巨鯨に立ち向かった「陸軍飛行第70戦隊」の雄姿が、陸軍嘱託カメラマン菊池俊吉氏の撮影した大判写真であざやかによみがえる。ロケット戦闘機実験部隊「特兵隊」の記録もあわせて収録。

目次

第1章 菊池俊吉撮影 陸軍飛行第70戦隊(空撮写真;鞍山防空戦 昭和19年8月~10月撮影 於:満州鞍山飛行場;本土防空戦 昭和20年1月撮影 於:千葉県柏飛行場)
第2章 陸軍飛行第70戦隊の記録(隊員たちのアルバムから;陸軍飛行第70戦隊概史)
第3章 陸軍航空審査部特兵部特兵隊の記録(写真で見る陸軍航空審査部特兵隊;陸軍航空審査部特兵部特兵隊小史;柏飛行場概史)

著者等紹介

伊沢保穂[イザワヤスホ]
1943年、東京生まれ。1970年、東京大学医学部卒。1986年、東京三鷹に眼科を開業。日本陸海軍航空部隊を部隊単位、個人単位にまで落としこんで研究する手法を確立した第一人者

柴田一哉[シバタカズヤ]
1961年、東京にて出生。市立高崎経済大学経済学科卒。在学中「映画研究会」に所属、8mm映画制作。出版社、映像プロダクション勤務の後、独立。2001年、「有限会社西東京ITサービス」設立に参加。現在は同社プロデューサーを務めるかたわら、ライフワークであるロケット戦闘機「秋水」に関連するコンテンツを調査、研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roatsu

18
旧陸軍のありのままの姿を捉えた傑作写真を数多く残した名手・菊池俊吉氏の手になる飛行第70戦隊の英姿。大製鉄所のあった満州鞍山から帝都近郊の柏まで要地防空を主任務に転戦した精鋭達の横顔を活写する。次期主力本命の傑作重戦として開発されながらも風雲急を告げる戦局と戦力化のタイミングが伴わず、その真価発揮にうらみのあったキ44鍾馗を使いこなし、戦果を上げた同戦隊の様々な瞬間は同機、飛行戦隊将兵達の実像を伝える資料として大変貴重。隊員達の章では陸の荒鷲としての誇りと、当時の日本人らしい純朴さ、年齢相応の純真な若さを2017/08/22

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