内容説明
第二次世界大戦中に設計・開発されながら、けっして飛行することのなかった旧ドイツ軍のジェットおよびロケット計画機を取り上げている。航空史研究の分野で有名な著者・マンフレート・グリールが、ドイツの昼間戦闘機、邀撃機、および「駆逐機」と呼ばれた多発昼間重戦闘機を対象に、多種多様な設計がうまれた背景や状況を解説。また過去から将来を見渡すという視点にたち、大戦に勝利した連合国が未完の計画の多数を採用し、設計を戦後の要求に適合させていったことにまで言及する。
目次
第1章 昼間戦闘機
カラー図版
第2章 駆逐機
航空機仕様
関連地名地図
著者等紹介
南部龍太郎[ナンブリュウタロウ]
『スケールアヴィエーション』の翻訳記事と英文キャプションのほか、『鋼鉄の艨艟』、『鋼鉄の鳳凰』、『モデラーズ・ワークショップ』の英文を手がけている
国江隆夫[クニエタカオ]
ドイツ空軍航空機・装備研究家。主に第二次世界大戦のドイツ機を中心に、機体の詳細な解析のみならず、各種兵装やパイロットの装備品など広範囲にわたって研究、イラストとともに解説するスタイルで、さまざまな雑誌等で成果を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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