内容説明
ドイツの保護の下に設立されたファシスト国家スロヴァキアの空軍は同盟国中ただ一国、ポーランド侵攻に加わり、東部戦線ではBf109で多くの共産軍機を撃ち落とした。もうひとつの枢軸国、ブルガリアは母国の上空で米軍四発重爆撃機編隊を果敢に迎え撃った。しかし…ナチ・ドイツの同盟国から赤軍「解放者」の同志へ。数奇な運命をたどった戦闘機乗りたちの第二次大戦史。
目次
1章 アヴィア戦闘機のエース
2章 東部戦線
3章 スロヴァキアの空で
4章 上位3名のスロヴァキア・エース
5章 目標・ソフィア
付録
著者等紹介
ライリヒ,イジー[ライリヒ,イジー][Rajlich,Jiri]
チェコ共和国在住の航空史家で、同国の主要空港プラハ=クベリーにある航空博物館で主任学芸員を務めている
ボシュニャコヴ,ステファン[ボシュニャコヴ,ステファン][Boshniakov,Stephan]
ブルガリアのソフィアで活動している航空研究者で、ブルガリア航空博物館のために働いたことがある
マンジュコヴ,ペットコ[マンジュコヴ,ペットコ][Mandjukov,Petko]
ブルガリアのソフィアで活動している航空研究者で、ブルガリア航空博物館のために働いたことがある
柄沢英一郎[カラサワエイイチロウ]
1939年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社入社。『週刊朝日』『科学朝日』各記者、『世界の翼』編集長、『朝日文庫』編集長などを経て1999年退職、帰農
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