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出版社内容情報
伊藤鋼一氏は、日本で唯一、民間人となった警視庁対テロ特殊急襲部隊SATの経験者である。彼がいち警官から、どのようにして特殊部隊へ入隊したのか。そこでは名簿は抹消され、死ぬことが前提された極限の世界だった。もちろん、日本国の秘密事項にも触れ、特別な待遇の元、日々の警備に当たっていたのだという。今回、本書では知られざる真実を極力忠実に再現し、赤裸なSATの真の姿を紹介する。さらに現在の日本のテロに対する危機管理意識にも一石を投じる問題提起の書である。
内容説明
テロ・ハイジャックなどに立ち向かう、秘密のベールに隠された、元特殊部隊の証言が今ここに。
目次
機動隊へ転勤、そして警視庁特殊部隊へと配属
特殊部隊へ試験入隊
入隊、そして昇任
レインボー作戦
射撃訓練
アメリカ大統領警護
SAT・SITの任務
新たなテロとの戦い
著者等紹介
伊藤鋼一[イトウコウイチ]
1976年10月、警察学校を卒業後、中野警察署に配置。1979年4月、警視庁第六機動隊に転勤。6ヶ月間の一般機動隊を経験後、特殊部隊ことSAP(SATの前身)に転属。筑地警察署に警備部巡査部長として昇任配置となり、1986年10月に再度特殊部隊に転勤。1989年6月、天皇崩御に伴う警備を最後に警視庁を退職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Q afuremark あふれ印
0
タイトル負け。リタイア後に書いた思い出の記といったところ。何のためらいもなく業界用語を使っちゃうあたりが狭い世界だけで生きてきた人なんだなあと思わせる(^^:(時々注釈が付いてるんだけど、足りてない)。なのでかえって、警察官のものの考え方・感じ方を知りたいなら大変良い本。漫画や小説を作る人には結構お勧めかも。2015/09/22
jack
0
この著者に、読者の目はあっただろうか。 「貴重な経験を語る」という、視点なのか、「語りたい事むを書く」なのか。編集者の、著者への姿勢を問う。 ☆2.22015/08/08
羊
0
一種の体験記。短いのですぐ読める。客観的情報量は少ない。私と同じく主観的体験記を読みたいだけであれば読む価値はある。2019/01/04