内容説明
ドーントレス急降下爆撃機の後継として1943年11月にデビュー、その後2年間に徹底的な改良を加えられたカーチス・ヘルダイヴァー。太平洋における22カ月の戦いで1万9000回近い出撃を記録した本機の開発と艦隊配備、戦歴を搭乗員の証言をまじえて紹介。
目次
1章 開発と艦隊への配備
2章 戦いの中へ
3章 マリアナ沖海戦の悪夢
4章 レイテの決断
5章 東京空襲とそれ以降
6章 海軍以外の運用部隊
7章 SB2Cの評価
著者等紹介
ティルマン,バレット[ティルマン,バレット][Tillman,Barrett]
米国オレゴン州で過ごした少年時代から飛行機に親しみ、10代で飛行機の操縦を覚える。米海軍搭乗員の戦闘での功績を記録することと、彼らが飛ばした航空機の歴史をまとめることに人生を捧げ、世界中の多くの航空機ファンから「ミスター海軍航空隊」として知られている。また、『The Hook』『Flight Journal』『JETS』などの権威ある雑誌に400以上の記事を掲載。緻密な独自の調査が評価されて、アメリカ航空史学会とアメリカ空軍史財団から賞を贈られている
苅田重賀[カンダシゲヨシ]
1965年岡山県生まれ。大阪大学文学部卒業。東京在住
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