出版社内容情報
後にエースと呼ばれる程の成功を収めた数多くのパイロットたちが初めて搭乗した戦闘機であったP-39エアラコブラ。次世代の米新型戦闘機が出現するまでのつなぎであったと思われがちなベル戦闘機だったが、相応の戦意と技量を持った操縦者をもってすれば大戦果をも果たす兵器であった。米軍のみならず、ソ連のエースたちも連合軍最高の撃墜戦果をあげたエアラコブラの戦歴や、それにまつわる物語を紹介。
内容説明
航空戦史に名を残した軍用機と著名な部隊、戦闘機エースたちの戦歴を紹介。その乗機を当時の写真とカラー・イラストで掲載。
目次
1章 南太平洋の戦い
2章 第13航空軍の成功
3章 南西太平洋における最後の戦果
4章 アリューシャン、アイスランド、パナマ運河そして地中海
5章 ソ連邦のコブラ
6章 P‐39D、カフカスでの栄光
7章 ソ連空軍の勝利
8章 塗装とマーキング
著者等紹介
スタナウェイ,ジョン[スタナウェイ,ジョン][Stanaway,John]
American Aviation Historical Society(AAHS)の名誉会員。太平洋戦争の航空戦史を長年にわたって研究し、『POSSUM、CLOVER&HADES:The 475 Fighter Group in World War 2』『COBRA IN THE CLOUDS:Combat History of the 39th Fighter Squadron 1940‐80』『KEARBY’S THUNDERBOLTS』など、著書、共著は多数
メリンガー,ジョージ[メリンガー,ジョージ][Mellinger,George]
ジョン・スタナウェイ氏と同じく、AAHSの会員で、ロシアの航空戦史に造詣が深い。『第二次大戦のP‐39エアラコブラエース』は彼のオスプレイ社における最初の仕事である
梅本弘[ウメモトヒロシ]
1958年茨城県生まれ。武蔵野美術大学卒業
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