内容説明
第2の国民病と呼ばれる肝臓病は、年々増える傾向にあります。年間、60万人近くの人が、肝臓の病にかかっています。やっかいなことに、この病気は働き盛りの年齢を襲うのです。さらに、治療にも長くかかり、急性肝炎でも病後1~3カ月間ぐらいの休養が必要です。肝臓病で大切なのはその治療とともに日常生活のすごし方。病後だから寝込むのは逆効果で、積極的に仕事復帰を考えることが全快への道でしょう。めざましい進歩の最新治療法や、病気の解説、早期発見法をわかりやすく解説した、「肝臓病」の本の決定版です。
目次
肝臓の仕組みと働き
肝臓病は早期発見が決め手
急性ウイルス性肝炎・慢性肝炎
ふえている肝硬変症
肝臓ガンは治る時代
アルコール性肝障害
肝臓病と関係の深い病気
肝臓病の心配にお答えするQ&A