オスプレイ・ミリタリー・シリーズ
第二次大戦のヘルキャットエース

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 105p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784499227773
  • NDC分類 391.28
  • Cコード C0076

内容説明

グラマン社がワイルドキャット、アヴェンジャーとともに送り出したF6Fヘルキャットは、太平洋戦争の勝利にもっとも貢献した艦上戦闘機である。F4Fワイルドキャットの後継者であるヘルキャットは、太平洋戦争緒戦にF4Fパイロットが得た多くの戦訓を反映した機体であった。また、エンジンの信頼性は高く日本機と戦うに十分な速度があり、重武装で爆撃任務も行える汎用性の高いこの万能戦闘機は、頑丈であつかいやすく、空母での運用に適していた。艦隊への配備は1943年1月に始まり、9月には第6戦闘飛行隊が日本海軍の九七大艇を撃墜。これが対日戦勝利の日まで、米海軍の主力戦闘機として戦い続けたヘルキャットの初戦果となった。本書は1943年のラバウルの戦いに始まり、太平洋戦争の雌雄を決する年となった1944年のトラック島、マリアナおよび小笠原での戦いとレイテ沖海戦、続く1945年の沖縄戦、本土空襲作戦と、終戦の日まで日本陸海軍航空を圧倒し続けたヘルキャットの戦歴を追う。また、本機をノルウェーに停泊するドイツ海軍戦艦ティルピッツ攻撃に使用した、英海軍航空隊における運用も紹介する。

目次

1章 エース製造機
2章 決戦の年
3章 フィリピンへ
4章 東京行き
5章 英海軍航空隊と「アンヴィル=ドラグーン」作戦
6章 最終局面
7章 第19戦闘飛行隊の戦歴

著者等紹介

ティルマン,バレット[ティルマン,バレット][Tillman,Barrett]
米国オレゴン州で過ごした少年時代から飛行機に親しみ、父親がドーントレスの実機を所有していた影響もあって、のちに米海軍航空関係の研究・調査と執筆に携わる。これまでに第二次大戦の航空に関する20冊以上の著作があり、また、雑誌に発表した記事は400以上にのぼる。このほかに小説もものしており、歴史、文学の分野で5つの賞を受けている

佐田晶[サダアキラ]
1954年、東京都文京区生まれ。専門学校卒業後、雑誌社や広告代理店を経てデザイン事務所を設立。各種印刷物やプラモデルのデカール原稿の制作に従事。高校時代から航空機プラモデルの製作記事の執筆を開始。The Talihook Association会員、航空ジャーナリスト協会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品