内容説明
第二次世界大戦最良の米戦闘機、ノースアメリカンP‐51マスタングは、1943年秋からヨーロッパ戦勝利の日まで、米陸軍第8航空軍においてドイツ昼間爆撃に赴く重爆部隊を護衛する重要な責務を果たし、多くの撃墜戦果を記録した。「野生馬」を駆って独空軍戦闘機隊を蹴散らし第三帝国上空を制圧した米陸軍エースたちの戦歴。
目次
1章 マーリンの効果
2章 新しい血
3章 暴れる子馬
4章 追い越されて
5章 任務完了
6章 青鼻のマスタング
著者等紹介
スカッツ,ジェリー[スカッツ,ジェリー][Scutts,Jerry]
1960年代末から軍用機に関する執筆活動を始める。第二次大戦の米陸軍航空隊とドイツ空軍が専門だが、ほかにも第二次大戦の米海軍水上機からヴェトナム戦争のファントム戦闘機まで、幅広いテーマで40冊以上の著作がある
藤田俊夫[フジタトシオ]
1938年生まれ。中央大学精密工学科卒業。工作機械メーカーに就職、設計に携わり、1996年退社。在学中の1960年より航空専門月刊誌『航空情報』『航空ジャーナル』の本誌/臨時増刊/別冊を中心に航空機史/航空史/航空洋書紹介を執筆。航空ジャーナリスト協会会員他
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