出版社内容情報
零戦、P51マスタング、・・・・、戦史を彩った数々の名作機の陰に、誰に知られることなく消えていった駄作機あり。歴史の狭間に消えていったそれら愛すべき駄作機たちの、笑いと涙のストーリーを、岡部ださく氏の軽妙な語り口で紹介します。
内容説明
航空史の裏を適当に(笑)彩る駄目飛行機、ここに集う!!零戦、P‐51マスタング、スピットファイア、Bf109…、戦史を彩った数々の名作機の陰に、誰に知られることなく消えていった駄作機あり。歴史の狭間に消えていったそれら愛すべき駄作機たちの、笑いと涙のストーリーを、岡部ださく氏の軽妙な語り口で紹介します。
目次
最初から陽の当たらない身の上―ジェネラル・エアクラフトGAL38&エアスピードAS39
高空の余計者、あるいは凋落期の高望み―カーチスXP‐62
ウェルキンと煙は高いところに昇る―ウェストランド・ウェルキン
これが褒められれば、あなたもイギリス人!?―ボールトンポール・オーヴァーストランド
失敗作に敗れし非運の駄作機―ホーカー・ホットスパー
もう、至らぬところばっかり!!―ブラックバーン・ボウタ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
okaka
3
やはり初めの巻だけあってかネタが充実している感がありますですはい。2013/08/28
権三郎
2
著者(いさく氏)の名ととこの書名は昔から存じ上げていましたが、読むのは初めてです。主に戦間期から第二次大戦中の飛行機について書いているのですが、著者が楽しんで書いているのがわかるイラストと文章がとても良い。趣味の世界は広くて深いのだなあと、面白く読みました。2023/02/27
やご
2
題からしてマジメな本ではなさそうですが、そのとおりです。失敗した軍用機(開発そのものが大失敗したものや一応実用化されたけど実戦に投入してみたらばとんでもない結果になったとか、失敗ぶりも様々)の数々をイラストとともにツッコミ満載で紹介するというもの。何の目的でこんな本作ったのか、謎ですが・・・。 (続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/0990.htm2017/08/19
Arisaku_0225
2
超ドマイナーのへんてこりんな設計思想や上手くいかなすぎて1周回って笑えてくる開発風景をとてもライトに解説している本。航空機沼を垣間見れる本。2021/09/16
通りすがり
2
米軍機が墜落したりするとTVに出てくるあの「軍事評論家」の岡部いさくセンセイが「岡部ださく」と名前まで変えて出したうんちくネタの玉手箱や!2013/08/18