出版社内容情報
太平洋戦争中、もっとも長期に渡って日米の海空軍がその鎬を削ったソロモン戦域。戦史に名高い日本海軍のラバウル航空隊をはじめとして、この戦いを日本側から描いた戦記は数多く出版されているが、本書はここで戦った米軍側の戦闘機乗りの個人手記である。読み進めて行くと、日本側から描かれた戦記との接点も見いだせて、興味深い。
内容説明
太平洋戦争中、最大の航空戦となったソロモン群島での戦い。愛機コルセアを駆り、ブーゲンビル島からラバウルへと転戦し日本海軍機と戦った元米海兵隊パイロットが語った真実の記録。戦記物にありがちな戦闘描写だけでなく、我々日本人が知らない米海兵隊パイロットたちの戦場での日々が克明に描かれている。米海兵隊戦闘飛行隊がソロモン群島でいかに戦ったかを識る正に最適の一冊。
目次
1 ガダルカナルからムンダへ
2 初陣
3 鷲は空へ、コンドルは地上に
4 タリホー!
5 ムンダ―苦い薬
6 爆弾、銃弾、それに魚雷
7 英雄の誕生
8 ベラ・ラベラ島
9 空中衝突
10 夜明け前の死
11 ブーゲンビル島
12 血みどろのラバウル
13 攻撃!
14 安全地帯への飛行


              
              

