出版社内容情報
本を開くと、外国の詩人の甘い詩をそえた水彩画の美しい花が、微妙に動くのにおどろかされます。本を立てればインテリアになるなど、プレゼントとして人気も抜群です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
69
水彩画家・パトリシア・ウィッティカーの優美な7つの花束と、そこに添えられた著名な詩人の詩が見事に共鳴し、花々の神殿を思わせてくれる仕掛け絵本。華麗に飛び出すアネモネの中にはてんとう虫が隠れ、菫とタンポポの庭にはヒメアカタテハが舞い、ベリーに茂みにはかわいい苺を抱いたネズミの姿が。オーブレ・ド・ベレは早春の野山に天空を見出し、ひな菊に添えられたエミリィ・ディキンソンの夜の魔法はしなやかで甘美。詩と花の美しい競演を是非続刊してほしい。2020/04/09
パフちゃん@かのん変更
49
大人のための飛びだす仕掛け絵本。7つの花束、15編の詩が書かれています。美しい絵本です。2015/06/14
おれんじぺこ♪(16年生)
23
義母からのプレゼント本。絵本となってますが、中は大人向けかな。素敵な詩と共に、花束みたいに花々がポン♪と飛び出してきます。体調悪くて心がトゲトゲしちゃってる私にちょうどいいね2017/02/04
ぱお
17
なんてすてきな花たち。ページを開くたびに、花をプレゼントされているような気持ちになりました♪2015/01/04
ごんすけ
8
入院中の祖母に…と買った絵本。色彩豊かに繊細なタッチで描かれた綺麗な花たちが、ページをめくるたびに飛び出してきます。一緒に記載されている詩も美しく、大人におすすめの素敵な絵本です。2014/06/13