出版社内容情報
ドイツ軍の戦車猟兵ハーゲンとソ連戦車兵ゴロドクとは独ソ戦以来のライバルだった。ところが甥の歴史の宿題を手伝うため未来からやってきた伯父さんが介入したため、ハーゲンとゴロドクのシリアスな対決が支離滅裂になっていく、果たしてその結果はどうなってゆくことやら。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chi-ha-ru
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「魔女のバアさんに誓って必ず復讐してやる」「くそ!魔女のバアさんの呪いか!?」といったお約束なセリフや、戦闘中にやってきて無茶苦茶な世界史知識を披露するマニー少年やペテロおじさん、序盤で登場する(画家時代の)総統閣下が爆笑もの。2015/01/07
えふのらん
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自走砲大活躍な劇画、ではなく東部戦線で繰り広げられる独兵ハーゲンとソ連兵ゴロドクの追いかけっこ。各話でどちらかが戦車を乗り換える仕組みで、独兵ハーゲンは自走砲縛り。いつもの祖国愛や母なる大地への誓いではなく、宿命の二人が戦車を乗り換えつ戦い続ける様子が何ともコミカルで面白い。三突B、G、ホルニッセ等々の自走を源文絵で拝めたのは嬉しかったが、信地旋回をつかった砲撃等の描写がないのでちょと残念。2014/01/07