内容説明
シミュレーションが手術を制す。シミュレーションの効用は、いまや術前の予習とピットフォール回避だけにとどまらない。未経験の術式をリアルに学べ、教育にも有用である。シミュレーションを正しく使いこなすことは、より早く、より確実なスキルアップに直結する脳神経外科医の必須知識だ。
目次
1 シミュレーションしてみよう(画像シミュレーション;3Dプリンターシミュレーション;バーチャルリアリティー(VR)手術シミュレーション)
2 シミュレーションで学ぶ方法別手術(基本開頭術;神経内視鏡手術;水頭症手術;血管内手術;脊椎脊髄手術;)
3 シミュレーションで学ぶ脳血管障害手術のピットフォールと失敗回避方法(脳動脈瘤;脳動静脈奇形;内頸動脈狭窄症;バイパス手術;血栓回収療法の術前評価)
4 シミュレーションで学ぶ脳腫瘍手術のピットフォールと失敗回避方法(頭蓋底髄膜腫;松果体部腫瘍;脳室内腫瘍;神経膠腫;頭蓋咽頭腫;血管芽細胞腫;脳幹部海綿状血管腫)
5 シミュレーションで学ぶ機能的手術のピットフォールと失敗回避方法(微小血管減圧術とは;てんかん外科)
著者等紹介
井川房夫[イカワフサオ]
島根県立中央病院脳神経外科医療局次長、島根大学客員教授、広島大学客員教授
中冨浩文[ナカトミヒロフミ]
杏林大学医学部脳神経外科主任教授
山田茂樹[ヤマダシゲキ]
名古屋市立大学大学院医学研究科脳神経外科学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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