内容説明
厚労省研究班の中心となった編者が、学際的執筆陣を結集して総力を注入した決定版!高齢者・認知症ドライバーに直面した医師は、どのように考え、当事者にどのように寄り添うべきか。基礎知識・診療上の留意点について最新の動向を踏まえてわかりやすく解説した。
目次
1 総論編―知っておくべき基礎知識と医師の責務(高齢者における運転可否判断と運転技能の評価法;高齢者の自動車運転と技術支援 ほか)
2 実践編―臨床現場における医師の役割と留意点(新改正道路交通法における認知症の運転と専門医の役割;新改正道路交通法における認知症の運転とかかりつけ医の役割 ほか)
3 展望編―これまでの研究成果と今後の展望(わが国におけるこれまでの研究成果;自動車運転再開とリハビリテーション)
4 Q&A編―これだけは知っておきたい!!実務で使えるポイントQ&A(介護保険上の認知症と、医学的な認知症では、その診断基準に違いはあるのでしょうか?;診断書の作成にあたっては、長谷川式知能スケールやMMSEを行わねばなりませんか?未実施の場合はどうすればいいでしょうか? ほか)
著者等紹介
上村直人[カミムラナオト]
高知大学医学部講師
池田学[イケダマナブ]
大阪大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。