内容説明
医療の現場で真に役立つ倫理学、医療倫理とは。医療従事者、患者と家族たちの心理やその背景を踏まえ、臨床の場でのさまざまな判断を支える「医師のための」倫理学を伝える。
目次
第1章 これだけは知っておきたい倫理学、医療倫理の知識
第2章 倫理学、医療倫理から考える医師・患者関係
第3章 インフォームドコンセントと守秘義務における倫理的課題
第4章 倫理学、医療倫理からみた安楽死・尊厳死
第5章 倫理学、医療倫理からみた終末期医療
第6章 倫理学、医療倫理からみた診療ガイドラインの性格
第7章 病名告知・真実告知は倫理的に適ったことなのか
第8章 高齢者医療をめぐる倫理的問題
第9章 事案から考える医療現場で遭遇する倫理的問題
著者等紹介
川畑信也[カワバタノブヤ]
八千代病院神経内科部長。愛知県認知症疾患医療センター長。昭和大学大学院(生理系生化学専攻)修了後、国立循環器病センター内科脳血管部門、秋田県立脳血管研究センター(現秋田県立循環器・脳脊髄センター)神経内科を経て、2008年八千代病院神経内科部長、2013年愛知県認知症疾患医療センター長兼任。1996年から認知症の早期診断と介護を目的に「もの忘れ外来」を開設し、現在までに10,000名近い患者さんの診療を行ってきている。2015年から愛知県公安委員会認定医(運転免許臨時適性検査)、2016年4月から愛知県安城市認知症初期集中支援チーム責任者、2018年2月から愛知県の西尾市ならびに知立市の認知症初期集中支援チームのアドバイザー兼務。所属学会:日本神経学会、日本脳血管・認知症学会、日本老年精神医学会、日本脳卒中学会、日本認知症学会、日本認知症ケア学会、日本神経治療学会など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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