内容説明
その数300万人以上ともいわれるすべての「心臓弁膜症」患者さんのバイブル!若々しさと健康が自慢の山田タカ子。まもなく傘寿を迎える彼女が、近所に開院した柘植のクリニックで「大動脈弁狭窄症」と診断を受けます。体調異変から検査・診断、そして手術成功までの6ヵ月間のストーリーを軸に、心臓弁膜症のすべて、心エコー検査・ハートチーム(診療チーム)の大切さを分かりやすく解説します。
目次
1 基本編:心臓弁膜症のキホン(はじめての外来;心臓のしくみとはたらき ほか)
2 診断編:診断には心エコーが必須(診断に必須の心エコー;心臓弁膜症の診断方法 ほか)
3 紹介編:紹介状のギモン(紹介状ってナンダ;紹介状の意味 ほか)
4 治療編:手術って簡単に言うけれど…(手術には準備が重要;心臓弁膜症の経過 ほか)
5 アフターケアが大事(手術は新たな第一歩;術後生活のキーポイント ほか)
著者等紹介
柴山謙太郎[シバヤマケンタロウ]
循環器専門医、超音波専門医・指導医、総合内科専門医、医学博士。2005年千葉大学医学部卒業。2007年倉敷中央病院循環器内科シニアレジデント。2010年榊原記念病院循環器内科。2012年Cedars‐Sinai Medical Center(米国)循環器内科リサーチフェロー。2013年東京ベイ・浦安市川医療センター循環器内科医長。2017年東京ベイ・浦安市川医療センター心血管イメージング教育プログラムディレクター。2019年~現在、東京心臓血管・内科クリニック院長。東京ベイ・浦安市川医療センター心血管イメージング教育プログラムアドバイザー。2019年~現在一般社団法人ハートアライアンス理事
田端実[タバタミノル]
心臓血管外科専門医、医学博士、公衆衛生学修士。1999年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院一般外科研修。2003年新東京病院心臓血管外科レジデント。2004年Brigham and Women’s Hospital心臓外科フェロー。2007年ハーバード大学公衆衛生大学院卒業。Columbia University Medical Center心臓胸部外科インストラクター。2008年OLV clinic(ベルギー)低侵襲心臓手術フェロー。2009年榊原記念病院心臓血管外科スタッフ外科医。2012年~現在、慶應義塾大学医学部非常勤講師。杏林大学医学部非常勤講師。2013年~現在、東京ベイ・浦安市川医療センター心臓血管外科部長。榊原サピアタワークリニック非常勤顧問。2015年~現在、東京慈恵会医科大学非常勤講師。2016年~現在、聖マリアンナ医科大学非常勤講師。2019年~現在、虎の門病院循環器センター外科特任部長。札幌心臓血管クリニック特別顧問。2019年~現在、一般社団法人ハートアライアンス代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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