病棟・在宅での褥瘡対策ハンドブック

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784498063303
  • NDC分類 494.8
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 褥瘡の発症機序,リスク評価,病棟・在宅における予防,治療,管理などをわかりやすく解説した決定版.    

《目次》
1 褥瘡の発症機序  1
  A.全身的要因  <安部正敏>  1
   1.なぜ今褥瘡か?  1
   2.集学的治療を要する褥瘡  1
   3.全身的要因  1
   4.社会的要因  6
   5.医療制度の中での褥瘡の位置づけ  6
   6.褥瘡を防ぐには?  9
  B.褥瘡の発症機序 どうして「床ずれ」ができるのか?  <石川 治>  11
   1.褥瘡とは?  11
   2.圧迫によって生じる応力とは?  11
   3.皮膚の血流を理解する  11
   4.皮膚血管の血圧は?  13
   5.血流障害によって褥瘡が発症する  13
   6.褥瘡の深さ・範囲を決定する因子は?  15
   7.皮膚の「ずれ」は褥瘡発症の危険性を激増させる  16
2 褥瘡発症リスクの評価  <鈴木伸代>  19
   1.ブレーデンスケール  19
   2.K 式スケール  23
   3.褥瘡危険要因(大浦スケール)  26
   4.介護状況をアセスメントする  27
3 褥瘡の予防  <山名敏子>  29
   1.高齢社会と褥瘡対策の意義  29
   2.褥瘡予防の意義  29
   3.褥瘡予防義務と安全管理対策  30
   4.個々の病みの軌跡と褥瘡予防について  30
   5.体圧管理について  31
   6.皮膚管理について  38
4 栄養を整える  43
  A.栄養の摂取方法  <塚田邦夫>  43
   1.なぜ栄養を整えるのか  43
   2.栄養投与法  44
   3.経口摂取  45
   4.経管栄養  48
   5.末梢静脈栄養  52
   6.中心静脈栄養  53
   7.まとめ  56
  B.食事の工夫  <高橋紘江>  58
   1.入院患者の栄養管理  58
5 口腔ケアと嚥下障害  <茂木健司 外丸雅晴>  78
  A.口腔ケア  78
   1.口腔ケアが必要な理由  78
   2.口腔を不潔にする物質とその性質  78
   3.褥瘡患者に対し口腔ケアが必要な理由  79
   4.口腔ケアとは?  80
   5.口腔ケアの種類と対象  82
   6.褥瘡患者の口腔ケアの実際  83
   7.口腔ケア施術時の一般的注意点  85
  B.嚥下障害  87
   1.嚥下障害とは?  87
   2.嚥下障害の見分け方  89
   3.嚥下障害の対処法(食べさせ方)  91
   4.嚥下のリハビリテーション  93
   5.誤嚥防止手術  94
6 局所治療  96
  A.外用薬  <永井弥生>  96
   1.褥瘡の評価  96
   2.浅い褥瘡  96
   3.深い褥瘡  98
   4.処置のポイント  103
  B.創傷被覆材  <鈴木伸代>  107
   1.創傷被覆材とは  107
   2.褥瘡のドレッシング法  108
    ドレッシング材  113
    1.ポリウレタンフィルム ドレッシング材  113
    2.ハイドロコロイド ドレッシング材  114
    3.ポリウレタンフォーム ドレッシング材  115
    4.アルギン酸塩被覆材  116
    5.ハイドロジェル ドレッシング材  117
    6.ハイドロポリマー  118
    7.ハイドロファイバー  119
    8.キチンドレッシング材  120
  C.消毒・洗浄  <遠藤雪恵>  121
   1.褥瘡の感染管理と消毒・洗浄  121
   2.消毒薬の使用法  122
   3.褥瘡の洗浄  126
   4.消毒・洗浄の実際  127
7 リハビリテーション  <和田直樹 白倉賢二>  130
   1.なぜリハビリテーションが必要なのか?  130
   2.褥瘡患者にできるリハビリテーション  132
8 病院から在宅へ,在宅から病院へ -看護師の役割-  <鈴木伸代>  143
   1.病院から在宅へ看護師の役割  143
   2.退院に向けての準備  146
   3.在宅から病院へ看護師の役割  147
9 病院から家庭へ -訪問看護,医療福祉制度について-  <石川 治>  149
  訪問看護  <中里貴江>  150
   1.訪問看護師の仕事の内容  150
   2.実際の仕事の内容  151
   3.介護保険の利用方法・訪問看護の利用方法  152
   4.よい訪問看護師を見分けるポイント  161
   5.訪問看護師からのお願い  161
   6.医師の診察が必要な時とは? 医師との連携  162
10 高齢者医療・介護の過去・現在・未来  <内田好司>  167
   1.2 つの出来事~ことのはじまり~  167
   2.2 つの出来事~コロンブスの卵~  169
   3.日本の医療は世界一  171
   4.これからの日本の医療・介護  174
11 資料:医療・介護提供施設について  <内田好司>  178
索引  187

目次

1 褥瘡の発症機序
2 褥瘡発症リスクの評価
3 褥瘡の予防
4 栄養を整える
5 口腔ケアと嚥下障害
6 局所治療
7 リハビリテーション
8 病院から在宅へ、在宅から病院へ―看護師の役割
9 病院から家庭へ―訪問看護、医療福祉制度について
10 高齢者医療・介護の過去・現在・未来
11 資料:医療・介護提供施設について

著者等紹介

石川治[イシカワオサム]
群馬大学大学院医学系研究科皮膚病態学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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