胸部X線診断プロセス (改訂版(改訂2版)

胸部X線診断プロセス (改訂版(改訂2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 380p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784498030213
  • NDC分類 492.433
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 胸部X線の異常陰影にいかにアプローチし,診断するかの思考過程を5つのD.(Density,Dimension,Definition,Development,Distribution)から判り易く実践的に説いて好評を得た書の改訂新版である.1枚のX線写真の何を見,どう捉え考えてゆくかを適確且つ効率よく身につけるよう解説に工夫をこらしている.胸部X線診断の基本から応用の実際までを学べる書として,まず本書をおすすめする.    《目次》 目次 序章 1 §1.Density  密度について 3 A.石灰化陰影 5 1.肺内の石灰化陰影 6 2.胸膜の石灰化陰影 10 B.カルシウム以外の金属による陰影 15 C.脂肪の陰影 18 1.脂肪陰影のモデル 18 2.胸部写真における脂肪陰影 19 D.空気 20 1.胸膜腔内の空気 21 2.軟部組織の空気 25 E.肺野の透過性の変化 26 1.肺野の透過性減少 特に無気肺 27 2.肺野の透過性亢進 37 F.心臓陰影 44 G.肺野の透過性に及ぼす軟部組織の影響 46 H.要約 50 §2.Dimension 次元について 51 A.撮影法(投影法)の種々 51 B.側面写真 52 C.第I,第II斜位方向のフィルム 62 D.平面断層写真 66 E.水平断層写真 68 F.要約 73 §3 Definition 定義について 81 A.葉,区域および気管支分岐 81 B.末梢肺構造,特に細葉について 84 C.肺の血管影について 88 D.胸部X線診断上有用なサイン 92 1.シルエットサイン 92 2.air bronchogram 102 E.異常陰影の記載 111 1.陰影の濃淡 111 2.陰影の大きさ,形態 112 3.陰影の辺縁の性状 112 4.陰影の均一性および非均一性 113 5.陰影の肺内占拠部位 113 6.陰影の数,広がり 113 7.陰影の性状 116 8.病変の周辺肺への影響による陰影 116 F.肺胞病変と間質病変 117 1.肺胞病変 117 2.間質病変 118 G.気管支病変に基く異常陰影 133 1.気管支の病変によって現われる異常陰影 135 2.気管支の鋳型状陰影の諸特徴 142 F.要約 158 §4 Development 発展形式について 159 A.胸部異常陰影出現と症状発現との関連 159 B.孤立性結節性陰影 160 C.肺のびまん性ならびに散布性陰影 169 D.肺癌の発展様式 173 E.肺病変の播種 184 1.気管支性播種 185 2.血行性,リンパ行性播種 187 F.他臓器疾患の肺への播種 191 G.肺門リンパ節腫脹 205 H.きわめて短時間で異常陰影の形態の変化する場合 209 I.肺性心への進展 212 J.発育異常および乳幼児発育時期に罹患した疾患の後遺変化 217 K.要約 248 §5 Distribituion 分布について 249 A.肺病変の分布の局所差異に関する基本的事項 249 B.両肺に広汎な散布性あるいはびまん性陰影を呈するもの 252 附)重積効果と減算効果 266 C.主として上肺野に病変を呈するもの 270 1.肺結核 270 2.じん肺,特に塊状陰影 274 3.肺サルコイドーシス 277 4.肺アスペルギルス症 279 5.ブラ・ブレブ 285 6.過敏性肺臓炎およびヒスチオサイトーシスX 286 D.主として下肺野にみられる病変 289 1.吸引性肺疾患 289 2.肺線維症 292 3.肺血栓塞栓症・肺梗塞症 296 E.主として内側領域にみられる病変 305 1.肺水腫 305 2.肺胞蛋白症 306 F.主として外側領域にみられる病変 308 G.主として肺門部にみられる病変 311 1.BHL 313 2.悪性リンパ腫,肺癌によるBHL 314 3.UHL 318 H.胸水 323 1.胸水貯溜部位 323 2.胸水のX線診断 335 I.縦隔腫瘍 342 J.葉性あるいは区域分布 359 K.要約 368 終章 370 索引 375

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