フォルモサに咲く花

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  • サイズ A5判/ページ数 421p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784497219169
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

内容説明

一八六七年、台湾南端の沖合でアメリカ船ローバー号が座礁し、上陸した船長以下十三名が原住民族によって殺害された。本書はこの「ローバー号事件」の顛末を、台湾原住民族「生番」、アメリカ人やイギリス人などの「異人」、清朝の役人、中国からの移民である「福〓人(ふくろうじん)」「客家(はっか)」、福〓人と原住民族の混血「土生仔(トゥサンア)」など、さまざまな視点から、また、移民の歴史、台湾の風土なども盛り込みつつ描いたものである。台湾文学奨長篇小説金典奨受賞、連続ドラマ化決定(公共電視、曹瑞原監督)!19世紀、欧米列強と清朝の圧力に抗し気高く生きた台湾の人々を描く圧巻の大河歴史小説!

著者等紹介

陳耀昌[チェンヤオチャン]
1949年台湾台南市生まれ。国立台湾大学医学部卒業。ラッシュ大学、東京大学第三内科で研修。1983年台湾ではじめて骨髄移植を成功させる。現任、国立台湾大学医学部名誉教授、台湾細胞医療協会理事長。文学関係主要著作には、『島嶼DNA』(印刻文学生活雑誌出版、2015年。巫永福文化評論奨受賞)、『傀儡花』(同、2016年。台湾文学奨図書類長篇小説金典奨受賞)、『獅頭花』(同、2017年。新台湾和平基金会台湾歴史小説奨佳作奨受賞)がある

下村作次郎[シモムラサクジロウ]
1949年新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現任、天理大学名誉教授。翻訳書に孫大川著『台湾エスニックマイノリティ文学論』(2012年。一等原住民族専業奨章受章)、シャマン・ラポガン著『大海に生きる夢』(草風館、2017年。第5回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルッコラ

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19世紀に台湾南端で起きた米船の座礁事件「ローバー号」を題材にした小説。上陸した船長等13名が原住民族に殺された。この事件を解決するまでの経過を、台湾原住民、中国からの移民(福建人、客家)、異人、清朝役人、漢族と原住民との混血等の様々な視点から描いているので、どの人物がどのエスニックに属しているのかをメモしながら読んだ。印象に残ったのは当時の清朝政府は必ずしも台湾全土を管轄していなかった点。原住民が住む番界は清朝役人にとって未踏の地だった。読み終えて台湾人というアイデンティティをもつことの尊さがわかった。2021/08/31

moti moti

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図書館にて借りる。主人公の蝶妹を始め、登場人物の何人かは架空の人物である。その理由は後記二に示されている。ローバー号事件を合州国でも清でもなく、台湾の視点から描くためとある。中南米の文学が、自らの歴史を描くためにマジックレアリズムの手法を使ったことと、どことなく繋がるようにも感じた。一方で、著者は、日本や中国のように資料が豊富に残っている国は虚構を以て歴史を描写する必要はなかったと言う。歴史を超現実を交えて語り直すことは、なかったことにされてきた人々にのみ許されると言うことだろうか。2024/08/18

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