目次
第1篇 東北作家―満洲からの亡命作家(満洲が生み出した文学―関内へ流亡した作家たち;雑誌『光明』の教えるもの―“国防文学”と“東北作家”;『報告』・蕭軍・東北文学;孤独の中の奮闘―蕭紅の東京時代)
第2篇 満洲国の文学(日本人を大胆に描いた作家・田兵―右派断罪の資料から;在満老作家からの遺嘱―馬尋「風雨関東」を読む;古を論じて今に及ぶ―満洲国の歴史小説再検証;満洲国の文学研究(於中国)―資料で語る30年
満州国の雑誌・新聞と文学作品
「大連イデオロギー」の体現者・竹内正一 附“補論”
在満作家青木實―「満人もの」、そして戦後
影印復刻本の解説・解題(4篇)
付録1 先輩・友人への追悼文集
付録2 岡田英樹・業績目録)
著者等紹介
岡田英樹[オカダヒデキ]
1944年4月京都府生まれ。京都大学文学部大学院修士課程修了後、大阪外国語大学、立命館大学に勤務し、2010年3月退職。現在、立命館大学名誉教授、植民地文化学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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