目次
問題としての上海モダニズム
第1部 上海モダニズムの興起(都市上海を語ること―茅盾『子夜』テクストの布置;可能性としての言葉―瞿秋白の言語理論;流通するイメージ―穆時英の小説的実験)
第2部 上海モダニズムの試練(詩は抗戦を表現できるか―戴望舒の模索;戦時下において詩はどこにあるか―路易士の詩的活動;文のかなたに何が見えるか―穆時英の選択;「対日文化協力者」の声―陶晶孫の屈折)
中国モダニズムの行方
著者等紹介
鈴木将久[スズキマサヒサ]
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、明治大学政治経済学部・教養デザイン研究科教授。専攻は中国近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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