学習院大学東洋文化研究叢書<br> 東アジア書誌学への招待〈第2巻〉

学習院大学東洋文化研究叢書
東アジア書誌学への招待〈第2巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784497211156
  • NDC分類 020.22
  • Cコード C3000

内容説明

各界の専門家による書誌学についての連続講座を全二巻にまとめる。第二巻は、満文文献、韓国・朝鮮の版本、日本の古活字本、ヴェトナムのハンノム本、仏書・儒書、白話小説の版本などについての論考及び一巻、二巻を通した人名・書名・事項索引を収める。

目次

第4章 東アジアの文献―朝鮮本・満洲語文献・越南本・和刻本(清代満洲語文献の特徴と重要性;朝鮮本の世界;ヴェトナムにおける漢喃本の研究と収集の現状;慶長年間における古活字版刊行の諸問題)
第5章 研究のための書誌学―思想・文学・歴史・地理(明代『三国志演義』テキストの特徴―中国国家図書館蔵二種の湯賓尹本『三国志伝』を例として;白話小説・戯曲版本の分化と特徴;陽明学研究における文献学の意義―『王文成公全書』所収の「年譜」への挑戦;書誌学からみた仏書と儒書;中国地方文献の交際術―地方志、判牘、筆記;イエズス会の極東関係史料―「大発見の時代」とその後;ミル『自由論』における“indivisuality”概念の日本と中国への導入について―中村正直『自由之理』と厳復『群己権界論』の場合)

著者等紹介

大澤顯浩[オオサワアキヒロ]
学習院大学外国語教育研究センター教授。1958年生まれ。1990年京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学(東洋史学)。1999年学習院大学外国語教育研究センター助教授、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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