内容説明
湖南省長沙の馬王堆漢墓から出土した文献を、日本人向けに訓読・注釈・現代語訳を付して紹介するシリーズ第四弾。孟子の四端説が、孟子以降どのようにして展開したかを伝える「五行篇」や人間の理想像を天道と結びつけて「聖」として描く「徳聖篇」、君主の統治における理想を説く「九主篇」など戦国時代の思想状況を伝える貴重な出土文献四篇に丁寧な訳注をほどこす。
目次
五行篇
九主篇
明君篇
徳聖篇
著者等紹介
齋木哲郎[サイキテツロウ]
1953年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。鳴門教育大学学校教育学部教授。東方学会賞受賞(1994年11月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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