出版社内容情報
安定と平和へ向けて、日本と日本人が進むべき方向を、世界およびアジア、発展途上諸国との関係の中で考察する。
目次
1 日本の進路(国際政治と安全保障力;日米安保体制再考論;米中接近と日本の選択 ほか)
2 日本人の選択(みにくい日本人;日本の進路と協力隊;明治の日本人これからの日本人 ほか)
3 真摯なる日本人(和田さんのこと;坂野正高理事を悼むの文;山田信夫さんを悼む文 ほか)
著者等紹介
衛藤瀋吉[エトウシンキチ]
1923年、旧満州奉天生まれ。東大法学部在学中、学徒動員で陸軍へ。広島にて被爆。復員後、東大法学部卒業。東京大学東洋文化研究所助手、東京工業大学助教授、東京大学教養学部助教授を経て、同教授。この間、コロンビア大学東アジア研究所高級研究員、プリンストン大学客員教授、ハワイ大学客員教授も務める。東京大学退官後、青山学院大学教授、亜細亜大学学長、東洋英和女学院院長を歴任。アジア政経学会理事長、アジア研究協会理事長なども務める。現在、東京大学名誉教授、北京大学客座教授。第一回吉野作造賞、第七回福岡アジア文化賞(学術研究賞)受賞。紫綬褒章・勲二等瑞宝章受章
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