出版社内容情報
財政学では、扱う制度が複雑なうえに使う用語も独特なものが多い。また各種のメディアで出てくる財政の話も、規模が大きすぎて馴染みづらいことも多いかもしれない。
しかし、財政学を学ぶことには、重要な意義がある。財政は、われわれの生活と密着しているものである。財政学を学ぶことにより、自分の住む国や地域をどのように運営すべきか、といったことも一定程度考えることができるようになるはずである。
本書は、マクロ経済学やミクロ経済学といった経済学の基礎を履修していなくとも、財政学の本質を理解できるように意識してまとめた。
【目次】
第1章 財政の役割と日本の制度
第2章 予算と施策
第3章 特別会計と財政投融資
第4章 税制
第5章 国債と財政赤字
第6章 財政政策
目次
第1章 財政の役割と日本の制度
第2章 予算と施策
第3章 特別会計と財政投融資
第4章 税制
第5章 国債と財政赤字
第6章 財政政策
著者等紹介
浅羽隆史[アサバタカシ]
成蹊大学法学部教授 法学部長・法学政治学研究科長。1965年東京都生まれ。中央大学大学院経済学研究科博士後期課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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財政の三機能 公共財供給 所得再分配 経済安定化 一般会計と特別会計 予算の二分構造 特別会計の独立採算制 PDCA予算編成 財政透明性の課題 税財源に頼らない資金調達 長期低利資金供給 民間対応不可のリスク投資 租税原則 応能負担原則 応益負担原則 中立性原則 累進課税制度 法人税の段階的課税 消費税の軽減税率 プライマリーバランス 赤字国債依存 歳出圧迫状況 少子高齢化の影響 世代間負担格差 労働力人口減少 乗数効果 連鎖的需要増加 乗数効果の低下 低貯蓄率課題 政府失敗リスク 政策タイムラグ2025/11/20
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