出版社内容情報
少子高齢化や過疎化、国際化の進展など、わが国の経済社会をめぐる環境は大きく変化しつつある。そうした変化への対応策として、近年広がりをみせているのが外国人雇用である。いまや外国人は、社会を支える存在として、あるいはイノベーションの源泉として、わが国のあらゆるところで活躍している。しかしながら言語や文化などが異なる外国人の雇用は日本人と異なる苦労や課題を伴う。外国人を雇用した結果新たな経営課題が生じてしまう企業もあるだろう。他方で外国人雇用を成功させるためにさまざまな工夫を凝らし、多くの成果を得ている企業も存在する。本書は中小企業や農林水産業者における外国人雇用の実態を調査したもの。
【目次】
第1章 外国人雇用の広がりと企業からみた課題
第2章 「中小企業等における外国人雇用に関するアンケート」結果の概要
第3章 中小企業・農林水産業者による外国人雇用事例
第4章 外国人雇用を支える職場のコミュニケーション