出版社内容情報
少子高齢化や過疎化、国際化の進展など、わが国の経済社会をめぐる環境は大きく変化しつつある。そうした変化への対応策として、近年広がりをみせているのが外国人雇用である。いまや外国人は、社会を支える存在として、あるいはイノベーションの源泉として、わが国のあらゆるところで活躍している。しかしながら言語や文化などが異なる外国人の雇用は日本人と異なる苦労や課題を伴う。外国人を雇用した結果新たな経営課題が生じてしまう企業もあるだろう。他方で外国人雇用を成功させるためにさまざまな工夫を凝らし、多くの成果を得ている企業も存在する。本書は中小企業や農林水産業者における外国人雇用の実態を調査したもの。
【目次】
第1章 外国人雇用の広がりと企業からみた課題
第2章 「中小企業等における外国人雇用に関するアンケート」結果の概要
第3章 中小企業・農林水産業者による外国人雇用事例
事例1 株式会社滝の湯ホテル
事例2 社会福祉法人友愛会
事例3 株式会社東京志村
事例4 GREEN GIFT株式会社
事例5 平野ビニール工業株式会社
事例6 株式会社eftax
事例7 株式会社水登社
事例8 株式会社KDS熊本ドライビングスクール
第4章 外国人雇用を支える職場のコミュニケーション
終 章 本書を振り返って
内容説明
外国人を雇用する企業に求められるものは何か。経営者や日本人従業員に対するアンケートと実際に外国人を雇用している企業へのヒアリングを通じて中小企業や農林水産業者における外国人雇用の実態に迫る一冊。
目次
第1章 外国人雇用の広がりと企業からみた課題(拡大する外国人雇用;日本で働く外国人の内訳と変化 ほか)
第2章 「中小企業等における外国人雇用に関するアンケート」結果の概要(アンケートによる外国人雇用の実態調査;外国人の採用・育成・定着 ほか)
第3章 中小企業・農林水産業者による外国人雇用事例(株式会社滝の湯ホテル 熱心な採用活動で天童温泉や宿泊業界の外国人雇用を先導;社会福祉法人友愛会 段階を踏んだ外国人採用で意欲ある介護人材を獲得 ほか)
第4章 外国人雇用を支える職場のコミュニケーション(外国人雇用の拡大続くなかで従業員が何を思うか;中小企業の従業員からみた外国人雇用 ほか)
終章 本書を振り返って
資料編(「中小企業等における外国人雇用に関するアンケート」調査票と単純集計結果;用語集)