出版社内容情報
企業の健康診断の方法を知っていますか? 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書をどう分析すれば企業の業績を正確につかめるか。自社の過去の実績と比較して傾向を知ると同時に、業界平均値との比較で健康度合いを知ることが重要である。本書は、「中小企業実態基本調査に基づく経営・原価指標」の業界平均値を使って、財務分析の進め方を解説したもの。
内容説明
企業の健康診断の方法を知っていますか?賃借対照表、損益計算書などを、どう分析すれば企業業績を正確につかみ、可視化できるか。―自社の過去の実績と比較して傾向を知ると同時に、業界平均値との比較で健康度合いを知ることができる。新事業の展開、事業承継などの成長戦略に「中小企業実態基本調査」などの各種調査結果をどのように分析・活用するか。―成長戦略は、企業ライフステージ別の収益性、安全性の傾向を踏まえて検討することが重要である。
目次
第1部 経営・原価指標の分析・活用の手引き
第2部 収益性(経営成果)の分析(経営指標の活用)
第3部 安全性(財務体質)の分析(経営指標の活用)
第4部 生産性・人件費の分析(経営指標の活用)
第5部 原価・損益分析点の分析(原価指標の活用)
第6部 経営戦略に役立てる財務分析
巻末付表 経営・原価指標の主要計数
著者等紹介
宇田川荘二[ウダガワソウジ]
1966年中央大学商学部卒業、通商産業省入省。産業政策局事業者団体専門職、消費者保護調査官、中小企業庁小規模企業指導官、施策普及室長、中小企業相談室長等を経て現職。1999年(社)中小企業診断協会専務理事、2004年(社)日本自動認識システム協会専務理事を経て、(財)全国中小企業情報化促進センター専務理事(2011年退任)。2009・2010年国士舘大学政経学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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