出版社内容情報
移住創業は、地方創生、働き方改革、そしてポストコロナの三つの動きの結節点ともいえる。そうした認識からアンケートおよびヒアリング調査により、移住創業を取り巻く環境を整理したうえで、移住創業者の実態と移住創業の成功のカギを握る地域関係者や地元住民のサポートなど多くの事例からもあきらかにする。
内容説明
地方創生、働き方改革、ポストコロナの結節点として注目される移住創業。地方を目指す動機は何か、どうすれば動きを加速できるのか、移住創業者と地方の住民双方へのアンケートと9地域の先進的な取り組み事例の分析から丁寧に読み解いた一冊。
目次
高まる移住創業への関心と期待
第1部 データでみる移住創業の実態(移住創業者の実像;地域住民の移住創業者に対する意識)
第2部 事例でみる移住創業と町おこし(森でかなえる持続可能な暮らし―北海道下川町;土着起業家を育む町―秋田県五城目町;小商いを応援する町―千葉県いすみ市 ほか)
第3部 広がる移住創業の可能性―日本公庫・研究フォーラム2021より(第1セクション 基調講演「地方移住を促す構造変化」;第3セクション パネルディスカッション「移住で夢を実現する起業家たち」)
著者等紹介
桑本香梨[クワモトカオリ]
日本政策金融公庫総合研究所主席研究員。2004年早稲田大学法学部卒業、中小企業金融公庫(現・日本政策金融公庫)入庫。調査部、総合研究所研究員を経て2021年4月より現職
青木遙[アオキハルカ]
日本政策金融公庫総合研究所研究員。2015年学習院大学大学院政治学研究科修士課程修了、日本政策金融公庫入庫堺支店、東京審査室を経て2019年6月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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