出版社内容情報
日頃から「地域活性化」という言葉を耳にするし、私たち自身もよく使っている言葉だが、何をもって「地域活性化」を問われると明確に答えることは難しい。本書は地域活性化という言葉が使われるようになった歴史的経緯から始まり、地域のインフラ劣化の問題や地域活性化におけるクラウドファンディングやサテライトオフィスなど最近の状況も踏まえた地域活性化におけるトピックを解説したもの。米国のポートランドや広島県尾道市、香川県丸亀市などの事例も多数掲載されている。
目次
多様な手法と多彩なカタチ
第1部 地域活性化とまちづくり(地域活性化とは;持続可能な地域インフラ管理のあり方;地域振興とクラウドファンディング ほか)
第2部 地域活性化と仕事づくり(観光振興と地域プラットフォーム;地場産業とツーリズム;テレワークとサテライトオフィス ほか)
第3部 地域活性化とヒトづくり(ソーシャル系大学の可能性;アントレプレナーシップと自治体政策;シビックテックと創造的IT人材 ほか)
著者等紹介
梅村仁[ウメムラヒトシ]
大阪経済大学経済学部教授、中小企業・経営研究所長、地域活性化支援センター長。高知大学客員教授。2011年大阪市立大学大学院創造都市研究科博士後期課程修了、博士(創造都市、大阪市立大学)。1987年高知大学人文学部卒業。1988年より尼崎市役所に入所。主に秘書、産業振興、企画財政分野に従事し、産業振興課長、都市政策課長を経て、2010年まで23年間在籍。2011年高知短期大学准教授、2012年同教授、2014年文教大学経営学部教授、2017年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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