出版社内容情報
新型コロナのパンデミックが発生し、日本はもとより、世界中の企業は大きな影響を受けている。しかし、コロナの影響で倒産する企業が増加する一方で、業績を上げ続けている企業群も存在する。本書は、経営環境や社会情勢の変化に向き合って、健全な企業経営を実現し、強靭な組織を作り上げる方法を事例やツール、システムの紹介など交えながら解説する。また様々な経営理論や有名な経営手法はあえて取り上げずに、現場で取り組みやすい具体的な方法、手段、改善・革新のプロセスに焦点を当て、組織改善や経営品質向上活動、経営品質賞応募活動などに役に立つような実践的内容になっている。
目次
第1章 組織運営に必要な3つの原則
第2章 組織の障害や生活習慣病とその対処法
第3章 組織のあり方を示す原理原則と強靱な組織の作り方
第4章 経営品質向上活動プロジェクト(日本経営品質賞受賞を目指すプロジェクト)の進め方
第5章 組織改善に有効な経営品質向上活動とは何か
第6章 米国国家品質賞受賞企業・日本経営品質賞受賞企業へのベンチマーキング事例
第7章 日本経営品質賞アセスメント基準書を解読する
第8章 経営品質向上活動を成功させるコツ
第9章 日本経営品質賞受賞企業の紹介
終章 アフターコロナ時代に求められる組織の姿
著者等紹介
末松清一[スエマツキヨカズ]
有限会社末松企業進化研究所代表取締役。経営革新コンサルタント、エグゼクティブ・コーチ、経営進化塾主宰。経営情報学修士(MBA)、学術修士(MAS)、中小企業診断士、技術士(経営工学部門)、経営品質協議会認定セルフアセッサー、多摩大学医療介護ソリューション研究所フェロー、神奈川大学経営学部非常勤講師(2003~2019年)、多摩大学大学院客員教授(2015~2020年)。1968年ソニー入社。事業本部経営企画担当時に子会社を企画・設立・出向し、管理部門総括。その後、ウォークマン生産子会社取締役、ソニー本社で世界初のリチウムイオンの生産に携わり、95年独立。97年よりJQA審査員、企業や医療・介護組織等の経営改革の支援、人財育成、ブランドとビジネスデザインを軸にした戦略作成支援など、幅広い業種でコンサルティングを実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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