15人が選んだ幸せの道―選択理論と現実療法の実際

15人が選んだ幸せの道―選択理論と現実療法の実際

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  • サイズ B6判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784902222081
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

目次

強迫神経症―ジェリーの場合
選択理論に基づいた現実療法の実際
五年前の夫の浮気が許せない―ルーシーの場合
今の生活に息が詰まる―ビーとジム夫婦の場合
落ちこぼれ―ジェフの場合
パニック発作―チェルシーの場合
自殺願望―ジョージの場合
自分のための物語―再びジェリーの場合
家庭内離婚―モーリーンの場合
幻聴―リベカの場合
うつ状態―テリーサの場合
性同一性障害―再びジョージの場合
ティーンエイジャーの性―ジュディスの場合
アルコール依存症―ロジャーの場合
暴君になった子ども―ボブとスー夫婦の息子の場合
アルコール依存症の夫をもつ妻―再びロジャーとティアの場合
現実の確かな愛―三たびジェリーの場合
最後のことば

著者等紹介

グラッサー,ウイリアム[グラッサー,ウイリアム][Glasser,William]
米国ウイリアム・グラッサー協会理事長、医学博士。1925年米国オハイオ州生まれ、ウエスタン・リザーブ大学医学部で博士号取得。精神医療の新しいアプローチ『現実療法』で広く影響を与えると共に、精神科医として幅広い活動を続けている。公教育に関心を持ち、教育で上質の追求をする改革を試み、『クオリティ・スクール』を著した

柿谷正期[カキタニマサキ]
柿谷カウンセリングセンター所長。日本リアリティセラピー協会理事長。日本現実療法学会会長。1942年満州生まれ、島根県出身。中央大学大学院、米国ウィートン大学大学院、トリニティ国際大学大学院、ジョージア州立大学大学院などで英文学、神学、カウンセリング心理学等を学ぶ。学際的な研究を積み4つの修士号を取得。1978年に柿谷カウンセリングセンターを開設。リアリティセラピーに関しては、米国ウイリアム・グラッサー協会が認定した日本人初のインストラクターであり、日本初の「リアリティセラピー」認定講座を主催するなど先駆的な働きをし、現在、第一人者として活躍中である

柿谷寿美江[カキタニスミエ]
日本現実療法学会常任理事。臨床心理士。柿谷カウンセリングセンター副所長。同カウンセラー大磯ハウス(共同生活ホーム)指導員。リアリティセラピー基礎インストラクター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Glitter

2
生存、愛・所属、力、自由、楽しみ。 人間は五つの基本的欲求を満たすために選択する。 行為、思考、感情、生理反応。 行動は常に四つの要素によって構成される。 合わせものを全行動と呼ぶ。 行為と思考はコントロール可能。 全ては自分の選択。気分も選択できる。

hepburn

1
この本は、私自身が実際にグラッサー博士のカウンセリングを受けているように思えるほど、非常におもしろくしかも深く考えさせられる内容でした。 この本を読み進めていくうちに、日常生活において「自分の行動のほとんどすべてを、自分が選択している」ということを意識できるようになってきました。これからも「自分で選択している」ということを忘れないで、人とのかかわりを大切にしていくことにします。2012/06/17

クロネコ

0
現実療法の15例とその内容が紹介されている。基本が選択理論になるのだが、以前読んだ時の理解が浅く、再読した方が良い様だ。2017/02/21

shinome

0
選択理論(現実療法)について初めて知りました。予備知識なくとも、15名のクライエントとウィリアム・グラッサー博士のセラピーは小説を読んでいるようで…とてもおもしろかったです。博士の実は心の中で驚いていたり、もらい泣きしたり。人としての親しみを感じました。 メモ ・過去でなく現在に焦点を合わせる ・幸福と充実感は人間関係の質によって決まる ・自分の行動ほとんどすべて選択している ・精神病や問題行動すら自分で選択している ・古くから常識となっている考え方(外的コントロール心理学)こそ不満足な人間関係の根源。2019/05/02

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