出版社内容情報
飲食業界は、わずかの利益を積み上げることがビジネス成功の法則とされている。この考え方は当然、労務コストにも向けられており、気が付くと、法に触れる行為をしてしまっているケースは枚挙にいとまがない。とくに、従業員の意欲を異常なまでに掻き立てて、本人の意思で何時間でも労働したくなるように仕向ける手法が横行しているのが現実である。
そうしたなか長年関西の飲食企業で執行役員として、コンプライアンスを遵守しながら成果を出してきた著者が伝える人事制度や業務規程のつくり方、さらには従業員教育手法として提唱する「やわらか指導術」を導入方法、そして、メニュー開発の仕方など解説する。
中武篤史[ナカタケアツシ]
著・文・その他
内容説明
平成31年4月より順次施行される「働き方改革関連法」に対応!新制度に対する最適解を誌上公開!!
目次
第1部 店の「体幹」アップが持続した成長に結びつく(ホワイト化でちゃんと稼ぐために;いい人を集めて運用していく;成功している店は“体幹”が鍛えられている!)
第2部 飲食店経営に必須の成長戦略15のポイント―従業員にとって働き甲斐のあるお店がお客を呼ぶ!(採用―労働力を確保するために;運営―働き方改革に対応するために;制度―持続的成長性を手に入れるために;業績アップ)
著者等紹介
中武篤史[ナカタケアツシ]
1971年大阪生まれ。大学卒業後、株式会社キンレイ入社。和食チェーン店「かごの屋」の展開初期から関わり、店長、エリアマネジャーに携わった後、株式会社日本マンパワーで人材教育、指導のプロとして学びを得る。その後、株式会社キンレイに復職後は社内の教育体系整備に奔走し、営業企画、人材開発、店舗支援業務に従事した後、関西営業部長、執行役員総務人事部長を歴任。2012年に独立し、株式会社ユアコンパス代表取締役社長、フードビジネス人事労務総合研究所(社会保険労務士事務所)所長。ORA大阪外食産業協会が運営するORA大阪外食産業大学店長マネジメントコース講師。主な取得資格として、社会保険労務士、中小企業診断士、第一種衛生管理者、調理師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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